2017年01月03日

その人を笑えますか

三が日が終わり、明日から日常に戻ります。
29日から年末休みに入ったところも多いようですが、6連休も
終わってしまえば、あっという間だったかもしれません。
海外へ出かけた人、国内の温泉旅行、家でじっとしていた人、
インフルエンザで寝たきりのお正月・・・・・、人さまざまに
24時間を使ってきたのだと思います。

私の場合は28日の御用納めから大みそかまでは雑用と
部屋の掃除をちょこっと、年明けは2日の新春マラソン以外に
外出したのはブックオフに行ったくらいで、寝て、寝て、寝て、
不思議なくらい眠くて年始回りに行く気力がありませんでした。
おかげで疲れがとれたのか、明日から元気に動けそうです。

「ハイエナ」
ハイエナは、一年おきにメスになったり、オスになったりする
動物だと言われています。
ある日、オスのハイエナが、メスのハイエナにひどい仕打ちをしました。
メスは、くやしがって、
「こんな事をするなら、覚えていなさい。もうじきあなたも、
同じ目に合う事になるのだから」

自分がもうじき、その係につく事がわかっている人が、今、
その係についている人からいじめられた時は、この話をするとよいでしょう。
※ もちろん、本当のハイエナはメスとオスが変わったりしません


「メスネコとアフロディテ 」
メスネコが、美しい人間の若者に恋をしました。
でも、ネコのままでは相手にしてもらえないので、アフロディテの女神にお願いしました。
「どうぞ、わたしを人間の女にして下さい」
アフロディテはあわれに思って、このネコをきれいな娘にしてやりました。
そして、言いました。
「姿形は人間になりましたが、性格までは、わたしには変える事が出来ません。
頑張って、人間の性格になるのですよ」
「わかりました。必ず、人間の性格になります」
そして人間になったメスネコは、人間の若者のところへ行きました。
若者はこの娘を見ると、すぐに好きになって、自分の家に連れて行って結婚しました。
二人が一緒の部屋で住んでいる時、アフロディテはネコが姿形だけでなく、
性格までちゃんと人間の女になったかどうか確かめようとして、
一匹のネズミをその部屋に忍び込ませました。
するとネコは、人間の姿になっている事をすっかり忘れて、ネズミを追いかけました。
これを見てアフロディテは腹を立て、元のネコの姿に戻してしまいました。

これと同じ様に、元々性格の悪い人間は見かけだけ変わっても、
本性は簡単には変わらないものです。


「近所に住む2匹のカエル 」
近所に住む、2匹のカエルがいました。
1匹は街道をはずれた深い大きな池を、もう1匹は街道ぞいの
水たまりを住みかにしていました。
池のカエルは、水たまりのカエルにたびたび言いました。

「ねえ、きみ。こっちの方が住み心地が良いし安全だから、
こっちへ引っ越さないか?」
しかし、水たまりのカエルは、ちっともその気になりません。
「住みなれたところを離れるなんて、ぼくには出来ないよ」
と、言うのです。
こうやっているうちに水たまりのカエルは、ある日、
通りかかった車にひかれて死んでしまいました。

人間も同じ事です。
自分の仕事がつまらないと思いながら、新しいところへ
行く勇気のない人は、結局損をするのです。


「ロバと小イヌ 」
小型のイヌとロバを飼っている人が、いつもイヌばかり可愛がっていました。
よそでごちそうを食べる時は、必ずイヌにおいしい物を
おみやげに持ってかえります。
そしてイヌが尻尾を振って寄って行くと、投げてやるのでした。
ロバは、うらやましくてたまりません。
そこで自分もイヌの真似をすれば可愛がってもらえると思い、
イヌの真似をして主人のそばにかけていき、ドタドタと飛び跳ねて見せました。
でもそのひょうしに、うっかりご主人を蹴飛ばしてしまいました。
主人はかんかんに怒ってロバをたたき出すと、小屋につなげてしまいました。

このお話しは、人にはそれぞれ自分にむいた仕事があるから、
人真似をしてもうまくいかないと言う事を教えています。

Posted by いとう茂 at 22:00│Comments(0)
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