2017年01月13日

2016年世相かるた

昨日もそうでしたが今朝は一段と寒さが厳しく感じました。
夜中に庭を見ると一面、真っ白、雪かと思い目を凝らしましたが、
月の光に照らされて庭の景色を雪と見間違えていました。
そう言えば9時ころに見ると、まん丸い月がきれいな夜で、
風が強くなければ見上げていたいと思っていました。

今日は朝から一日中監査室に缶詰めでした。
目がショボショボしています、建設部の所管する業務について
担当課から説明を受けて監査を行いました。
昼食以外休憩なしの監査ですので非常に疲れます。
今月はあと2回の監査があります、重要な仕事ですので
気を抜かずにしっかり責任を果たそうと思います。

毎月、議会に「地方行政」という薄い冊子が届きます。
内容は各自治体の取り組みや提言など、硬い内容が多いのですが、
12月26日号は巻頭のあいさつが大津市議会の議長でしたので、
じっくり読みました。
その中で唯一といっていい柔らかい文章が「世相かるた」でした。
思わず吹き出してしまいましたので2回に分けて紹介します。

米国と英国の「民意」に世界がたまげ、日本では五輪組織委の
ボスと都議会のドンを向こうに回して女領主が大立ち回りを
演じた年を、いろはかるたで振り返る。


〈違法でないが不適切〉甘利疑惑や舛添公私混同。
特捜出身のヤメ検にお呼びが掛かる第三者委員会が流行りだが、
しょせん「第一者」のお雇いだから調査手法は神対応。
ホテルで女性従業員に乱暴のタレントは、母親が示談金を積んで、
「違法だが不起訴」。


〈論より罵りあい〉「差別主義者。あんたなんか最低」
「嫌味な女、ムショに送るぞ」。
政策論争そっちのけの泥仕合で分断した超大国。
「首相1強」のこの国が立派に見えてくるような・・・・・。


〈話が続かぬ「君の名は」〉アニメ「君の名は」の大ヒットで
回想された戦後のドラマ。
春樹と真知子のすれ違いがテーマだが、スマホの今は、
「どこ?」「あと2分で数寄屋橋」だから、逢瀬がかなわぬ
悲恋物語は成り立たなくなった。


〈二兎を追ってMVP〉日ハムの若きヒーロー。
誠実に説得して入団させ、闊達に育てた監督ともども
「あっぱれ」。
「二刀流は絶対失敗する。プロをなめたらあかん」と
断言した頑迷な評論家に「喝」だ。

Posted by いとう茂 at 16:44│Comments(0)
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