2017年02月16日

予算常任委員会全体会・新年度予算

今日は議場で全議員が執行部から新年度予算案の説明を
受けました、今日と明日の二日間の日程で今日は一般会計、
明日は特別・企業会計の説明です。
一般会計は1011億6400万円、1152億6400万円で14会計の
合計は2164億2800万円ほどになります。
今後の通常会議で補正予算が出てきますので、もう少し
膨らみますが市民病院とケアセンターが4月1日から
独立行政法人になりますので、その分予算総額は
減少しています。

今日と明日の説明の後、3月の6日から3日間の予定で
各予算常任委員会分科会で所管部局の予算審議を行います。
そして、一人会派は別ですが各会派で賛否についての議論を行い、
改めて予算常任委員会全体会で採決を行い、
2月通常会議の最終日の3月21日に議場で採決して
賛成が多数なら新年度予算が成立の運びになります。

決算についても同じ手続きになりますし、予算・決算以外の
議案については各常任委員会で審議になります、その場で採決を
行いますので各会派では常任委員会の開催までに賛否の
態度を決めて常任委員会に臨むことが必要になります。
最終は議場で議案の採決になるのは予算・決算と同様です。

今回の通常会議で一番議論されるのが議案第22号だと
思います、一般職の職員の給与に関する条例等の一部を
改正する条例制定という議案です。
一口で言えば管理職にならないと定年まで給与がある一定で昇給
しない、退職金を含めて生涯賃金が低くなります。
管理職になってもポストがなければ管理職の仕事を
できません。
同じ内容の仕事をして10％以上給与が下がる職員がいます。
半数以上の職員にこのことを説明せずに条例を改正する、
そのことも問題だと思っていますし、学生が大津市役所を
就職先に選ぶかも疑問です。
夢のある話が少なくなってきた、それが必要かどうかは別ですが、
夢を語れる人も減っているように思います、人間、夢があるから
モチベーションも上がると思うのは私だけでしょうか。

この条例改正をする前にしなければいけないことが多くあるように
思いますので、現時点では賛成できません。

Posted by いとう茂 at 21:23│Comments(0)
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