2017年04月25日

季節の時計

桜の花が散り、青葉、若葉が茂りだしました。
街路樹も山並みも緑のパッチワークが広がり、吹く風も
寒さがぬるんで日によっては生暖かく感じます。
庭のつつじも蕾が長く伸び、開花を待っています。
池の金魚も冬と違い動きが速くなってきましたし、小さい犬も
肩の力を抜いて眠るようになってきました。

こうした季節の移り変わりをあとどのくらい感じられるのか、
一期一会の言葉が自分事になってきました。
今日はこうして神妙な気持ちで季節の時間の進み具合を
感じているのですが、月が替わると喉もと過ぎればで、
日常の時間だけに気を取られている自分が見えてきます。

失敗の反省をするものは新しい失敗を犯し、失敗の反省を
しないものは同じ失敗を繰り返す。
そんな言葉がありますが、失敗を反省しても同じ失敗を
繰り返す自分はどうなるのでしょう。

人間の意思とは関係なしに進んでいく季節の時計、花の時期
だけではなく災害もそうです、人間はいつ来るかわからない災害に
備えて準備を行い、その時の被害が最小限になるようにして、
じっとその時が過ぎるのを待つしかないのでしょうか。
その準備で万全なのか検証することもできませんし、避難する場所も
そこでいいのかすら分かっていないかもしれません。
どこかの国が日本に向けてミサイルを発射した時も同じ状況なのかと
思ったりします。
じたばたしても仕方がない。
生き延びようとする努力とは別のところで、そうした概念も持っていないと
いけないのかと考えています。


Posted by いとう茂 at 17:49│Comments(0)
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