2017年05月22日

協力雇用主会総会

午前中は所属している会の冊子の校正をしていました。
初校ですので二校もあるのですが、初校をしっかり見ても
二校でも新たな誤字や脱字が見つかります。
だからいい加減でいいというのではなく、だからしっかり見ないと、
これまで何度も校正をしてきた経験から出てきた知恵です。

ページに付箋を貼り訂正箇所にスミを入れるのですが、ほとんどの
ページに付箋が貼られる結果になりました。
句読点や誤字だけならまだ楽ですが、表現方法の統一や算用数字と
漢数字、そんなところまで見て行くと結構、時間がかかります。
それでも、なんとか初校を確認できました。

午後からは保護観察所で、更生保護協力雇用主会の総会が開催されました。
刑務所、観察所、ハローワーク、などの来賓を迎えて議案の審議の
後は、意見交換会が行われました。
就労について課題の確認や現状、実際に出所者を雇用する企業からは
服役中の技術の習得について意見が出されました。
出所者や保護観察処分中の就労率の話になり、出所の6か月前に
就職先が決まっている人が50%程度だと報告がありました。
この数字が高いか低いかは別にして、定着率が気になりましたので
3年後の離職率のデータや離職した後のフォローの体制も考えて頂きたいと
意見を述べておきました。

再犯予防の手立てを考えることは刑務所や少年院の維持費用の
軽減になりますし、就労することで納税も考えられます。
それだけでなく、社会の健全な構成員が一人でも多く増加することが
世の中にとっては一番いいことだと思います。

Posted by いとう茂 at 23:16│Comments(0)
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