2019年06月12日

看板ができました

今日は、ひきこもり、不登校等の相談窓口のえこ~の
開設日でした。
あらかじめ相談日の調整をしています、今日の相談は
遅い時間からのスタートでしたので、入り口に看板を設置
しました。
昔、沖島へ鮒ずしを漬けに行ったときに、琵琶湖岸で流木を
見つけて持ち帰ったものを乾かして、紙やすりで表面を
滑らかにしたものを残してありましたので、それに文字を
貼り付けて作成しました。

長い期間びわ湖を漂っていたのだと思います、長さは1メートル余りで
そこそこあるのですが幅が15センチ余り、両先端は10センチないと
思いますが、形が気に入ったので拾って来た次第です。
船板にしては厚みがそれほどないので、小屋か小さめの建物に
使われていたものかも知れません。
あまり目立つのも相談者が出入りしているのが目立ちやすいので、
このくらいがちょうどいいと思っています。

相談者が来る前に他の相談者から電話があり、遅めの時間で
よかったのですが、電話で困っているところの話が出て、
こちらで即断できることではないので大津市の関係機関に
相談して、来週に時間を取ってもらうことになりました。
直接相談者から話を聞いて対応しているのですが、その場で
答えが出せないことも多く、後日、関係機関に出向いて一緒に
考えることもしばしばで、相談日を週1回にしたことは正解
だったと思います。
2時間の相談で出た課題について方向性を決めるために
他の相談機関と連携する時間は予想外にかかりますし、すぐに
結論が出ないことも多くあります。

相談者が例えば知的な障害がある方ですと、基本的には
その障害を取り除くことは不可能ですが、話を聞かせて
もらうだけで、相談者の気持ちが落ち着くことがあると思いますし、
ゆっくり時間をかけて話を聞かせてもらううちに、こちらも
対応を考えることができます、居場所づくりもえこ~の
大きな目的で、再度の相談や気軽に電話ができる、そんな
ことでも何かしらの役に立っているようで、多くの相談窓口を
回った末にエコ~に見える方もいます。

そうした人の話は運営面で大いに参考になります、議員では
一人の人や人家族にこれだけ時間をかけての対応はできません。
まだまだ、解決への道のりの遠い人、ずっと解決しない人、
程度の差はありますが、こちらとしては放っておけない人です。
微力の単位はどのくらいかわかりませんが、せめて、その
単位のひと目盛りくらいは・・・・・そんなことを思っています。

Posted by いとう茂 at 21:41│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。