2017年07月12日

形は違えども・・・・

友人が褒章を受章しましたので祝賀会をすることになり、
友人代表として発起人の末席を汚しています。
発起人のほかに世話人がおられますので、事務的な作業は
世話人の方で処理をして頂いています。
招待状を手配りする来賓もおいでになりますので、今日は代表発起人と
友人、世話人の方と4人で行政機関などへお邪魔してきました。
代表発起人について回るだけですので特別なことはしていませんが、
事務を一手に引き受けて頂いている世話人の方々は大変だと
思います。
招待客選び、招待状の作成、招待状の発送と出欠確認、
ホテルとの打ち合わせ等々、こまごました仕事も含めると専業で
かからないといけないほど時間を要すると思いますし、あちこちにも
気を配らないといけないことが山ほどあるものです。

こうした裏方のおかげで友人も晴れ舞台の主役を務めることができます、
発起人もそれなりに責任を果たすことができます。

世の中にはこうして黙々と裏方で仕事をして、誰かの役に
立っている人がいるものです。
議員も市民から様々な要望を受けて実現に努力していますが、
議員が予算権を持っているわけではありませんので、要望の
全てが実現できると言うわけではありません。
職員との人間関係でお願いしたり会派で要望活動を行ったりして
実現に向けて活動をしています。

そんな議員の世話人ともいうべき立場の人が議会局の職員であり
会派の職員です。
視察先との連絡調整、各部局からの連絡事項の伝達や研修会の
案内、法令などとの照合、各種のアドバイスや要望のとりまとめ、
こちらもかなりの仕事量です。
昔は一般質問や広報紙の原稿も作成させる議員がいると
聞いたことがありますが、かなりひどいレベルだと思います。
議会改革度ランキングで2年連続で2位の大津市議会ですので
たぶん、今はそんなひどいレベルの議員はいないと思います。

支えられて舞台で堂々と演じられる、支えてくれる人を信頼して
のことだと思いますが、演じる人もある時は支える側に回るから
お互い様で世の中がうまく回るのだと思います。
仕事で支える側ばかりの人もいますが、演じている人の感謝の
気持ちが支えるエネルギーになるのではないでしょうか。
褒章の祝賀会だけでなく、世の中は支える人と支えられる人で
成り立っている側面もあります。
人を支えるときは黙々とひたむきに、人に支えてもらっている時は
心に感謝の念を持って、形は違っても骨組みは変わりません。

Posted by いとう茂 at 22:01│Comments(0)
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