2017年08月25日

夢・・・・・・

若い人たちがドラえもんのどこでもドアがあれば
どうしたいか話していました。
ある人は趣味の世界にすぐに行く、案外現実的な使い方を
ある人は会いたい人に会いに行きたい、とロマンチックな
ことを話していました。
あとの人たちもそれほど差のない使い方でした、横でニタニタ
笑いながら聞いていた私に、使い方を尋ねる人がいて、
72年前の広島と長崎に行って8月16日まで遠いところに
逃げなさいと言うのはどうかな、そう答えたのですが
ピンとこないようで、どうして逃げなくてはいけないのという
質問が返ってきました。

若い人は原爆のことは知らないんだ、そう思い昭和20年の
8月6日に広島に、そして8月9日に長崎に原爆が投下されて
20万人以上の人が亡くなったことを話しました。
日本に原爆が投下されたことは若い人たちも知っていましたが、
投下日を正確に覚えている人はいません。
そのことがいいのか悪いのか、平和の恩恵を十二分に受けて
趣味の世界や会いたい人という言葉が出てくるのは喜ばしい
ことかもしれません。

どこでもドアというあるはずもないものがあたかもあるかのように
話題に上がる世の中がずっと続くことを祈ります。
一人になって他にどこでもドアがあればと考えてみました。
完全犯罪もできそうですし、大きな失敗もしないですむかも
知れません、人間関係の修復もできます。
虐待を受けている子どもが持っていたら逃げることができます、
交通事故もなくなるかもしれません、殺人や窃盗といった
犯罪もなくなりそうです。

あるはずがない物をあればいいと願うことは夢が膨らみますが、
現実は現実、ないものはない。
それでも、万に一つ、ジョセフマーフィーの成功の法則では
ありませんが、いいことを思えばいいことが起こり、悪いことを
思えば悪いことが起こる、潜在意識に願いを訴え続ける、
そのくらいはいい年をした大人でも許されそうです。
誰ですか、おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉、そんなこと言うのは。

Posted by いとう茂 at 23:30│Comments(0)
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