2017年12月13日
11月通常会議質疑・一般質問②
11月通常会議の一般質問の続きです、
残念ながら十分な答弁は引き出せませんでした。
観光振興や自転車の利用者から見た提案を行った
つもりですが、それほどひどい質問だったのかと・・・・・・。
大津市と同じ時期に市制120周年を迎える尾道市と連携して
観光振興を図ることなどについて、一問一答方式で質問を行います。
尾道市の120周年の事業について問い合わせたところ、
松本市が発祥の地である全日本花いっぱい運動尾道大会を
中心に3000万円、記念式典等は300万円の予算で開催するとのことでした。
尾道市と言えば今治市とを結ぶしまなみ海道のサイクリングが
有名ですが、大津市にもビワイチのコースがあります。
まず、ビワイチを所管する産業観光部と道路管理をしている
未来まちづくり部で、今年に入ってビワイチを経験した職員は
何名おいでになるか伺います。
今年に入ってビワイチを経験した職員につきましては、
産業観光部では5名、未来まちづくり部では1名でございます。
次の質問に移ります。
サイクリングマップを発行した観光振興課で、今年に入ってモデルコースに
なっている4つのコースを走破した職員は何名おいでになるか伺います。
サイクリングマップの作成につきましては、平成28年度の取り組みであり、
作成時には、観光振興課 男性職員の大半が休日を活用しながら
各コース全てを試走しております。
今年に入ってから4コース全てを走破した職員はおりませんが、
一部を体験した職員は、10名おります。
次の質問に移ります。
レンタサイクルの施設として11の施設がありますが、
自転車の貸し出し状況は1か月あたりどの程度か伺います。
平成28年度に作成しましたサイクリングマップ掲載のレンタ
サイクル施設につきましては、11施設あり、自転車の保有台数
は74台でございます。
本年4月から10月にかけての自転車の貸し出し状況ですが、
1日平均14台、1ヶ月平均417台の貸し出しが行われており
ます。
次の質問に移ります。
サイクリングマップのおすすめコースは、時速12キロ程度で所要時間を
計算していますが、電動アシストの自転車を大津駅の観光案内所で
借りて坂本から堅田地域の歴史スポットを回り、
レイクリゾートサイクリングコースである蓬莱から比良駅まで
足を延ばそうと思うと、バッテリー切れを起こしアシストなしで、
重いペダルをこいで大津駅まで帰ってこなければいけない事態が
発生します。
大津駅観光案内所にはクロスバイクも用意をしていますので、
そちらを選択すればこの問題は解消されますが、ほかの10か所の
レンタサイクル施設にはクロスバイクの用意がなく普通自転車の
貸し出しか電動アシストの自転車のみとなっています。
普通自転車で往復60から70キロを走るというのはかなり疲れるもので、
爽快感よりも疲労感が大きいと思います。
こうしたバッテリー切れで利用者が困ることがないように途中の
レンタサイクル施設で乗り捨て、乗り換え制度等の
対応について見解を伺います。
現在、観光振興課がレンタサイクルサービスを行なっている施設は、
4施設あり、うち電動アシスト自転車の貸し出しは25台ございます。
各施設にヒアリングを行ったところ、バッテリー切れや乗り捨て、
乗り換え制度の導入のご意見はございませんでした。
周辺散策を目的としたポタリングが多いため、
そのようなご意見が無かったと推察をしております。
次の質問に移ります。
各レンタサイクル施設にビワイチにも対応できるクロスバイクの
配車計画について見解を伺います。
クロスバイクにつきましては、平成28年度より観光案内所及び
民間事業者に対して長期貸し出しを行っております。
今後は、滋賀県が策定するビワイチ推進総合計画の中での、
議論を注視して参ります。
次の質問に移ります。
レンタサイクルに限らず自転車での移動についてはパンクの
不安が付きまといますし、パンクをはじめとする移動中の
トラブルの対応について見解を伺います。
サイクリストの方々にお聞きしますと、ほとんどが修理キット等
を所持されています。
しかしながら、万が一のトラブルに備えるため、滋賀県が策定
するビワイチ推進総合計画の中での、議論を注視して参ります。
次の質問に移ります。
市制120周年の記念事業として尾道市と連携して共同で
自転車を使ったイベントの実施は宿泊を伴う来訪者の増加が
見込め観光振興に寄与するだけでなく、琵琶湖のよさを発信する
好機となると考えます、ついては本市のビワイチや市内の
サイクリング事業にかける思いの確認も兼ねて、両市の市長も
参加したイベントの開催について尾道市と協議することを
提案したいと思いますが見解を伺います。
しまなみ海道のサイクリングにつきましては、既に愛媛県庁や
今治市、一般社団法人尾道観光協会、或いは、
しまなみレンタサイクル協会等といった先進地に調査・研究のため
視察を行っております。
尾道市の取り組みについては、学ぶべき点が多くあると認識して
おりますので引き続き、調査・研究して参ります。
次の質問に移ります。
自転車に関する最後の質問になりますが、大規模なレンタサイクルの
事業者は滋賀県では米原市にしかなく、こうした業者の誘致は
ロードバイクやクロスバイクを所有しない、家族層や友だち同士や
サークル活動をしている人たちを、ひとまとめにしてビワイチへ
誘うことができると考えますし、大津市の魅力と琵琶湖の魅力の
発信にもつながり、観光客の増加が見込めますし、体験した人が
リピーターとなることも期待できます。
ついては、ロードバイクから子ども用の自転車までを扱う
レンタサイクル事業者の誘致について見解を伺います。
レンタサイクルの推進を図るため、事業者の方々に必要な
自転車のニーズ調査を行いました。
調査結果として成人向けのクロスバイクと電動アシスト付自転車の
要望が多かったことから、平成28年度よりビワイチサイクル自転車の
長期貸し出し事業を行っております。
今後につきましては、長期貸し出しの状況や子ども用自転車等の
ニーズを調査し、誘致策について検討を行って参ります。
次の質問に移ります。
自転車事業の他に尾道市との共通点がないかと考えてみると、
村上水軍は尾道市の因島を中心とする島々を拠点として活動していましたし、
大津には堅田を拠点に湖族が村上水軍と同じような活動をしてきた歴史があります。
地元の商工会や堅田の浮御堂を中心にまちづくりを進めている団体に
呼び掛けて、シンポジウムや交流会が実施できないか本市の見解を伺います。
地元の商工会や堅田の浮身堂を中心にまちづくりを進めている
団体とのシンポジウムや交流会の実施につきましては、堅田観光
協会や地元の商工会に意向確認をいたします。
次の質問に移ります。
比叡山延暦寺は世界遺産に登録されていますが、延暦寺には
ドライブウエイだけでなく、日本最長のケーブルカーと徒歩でも行くことができ、
ケーブルカーからは、日本遺産に認定されている琵琶湖の
美しい景観を望むことができます。
尾道市で最も有名な寺院で観光客が大勢訪れるのが千光寺で、
ここへはロープウエイでも上ることができますし、窓からは、
こちらも日本遺産に認定された尾道の街並みと尾道水道、
そしてキラキラ光る瀬戸内海の風景を満喫できます。
本市としては、ウォーキング協会や地元の観光協会、
ケーブルカーを運行する比叡山鉄道株式会社と延暦寺、
さらには大手旅行会社も巻き込み、尾道市に呼び掛けて両市で
観光客の誘致を行い、それをもって120周年の共同事業とできないか
見解を伺います。
議員お述べのとおり、観光のみならず、様々な分野で市制120周年の
共同事業を行うことについて、両市にとってメリットがあるかどうかも
含めまして、関係部局とともに検討して参ります。
次の質問に移ります。
本市には坂本城、大津城、膳所城と言った信長、秀吉、家康ゆかりの城をはじめ、
大小さまざまな城跡があります。
尾道市にも村上水軍の城をはじめ数多くの城がありました。
残念ながら両市とも城は現存していませんが、
城跡をめぐることは歴史愛好家にとって興味をそそるものですし、
最近は自虐的に自らのことをアピールする手法も人気があり、
城があった町として連携も考えることができると思います。
こうした共通点を利用して観光客の誘致をはかることは
尾道市にとっても観光振興につながりますし、もちろん大津市にも
大きなメリットがあると考えます、草津市や京都市と連携して
面としての観光振興も大切ですが尾道市と大津市と言う点と点で線を作り、
人の流れを誘導する連携も観光振興には有意義だと考えますので見解を伺います。
しまなみサイクリングとビワイチの連携は、滋賀県や関係市町を
含めた広域的な連携について検討する必要があると考えております。
尾道市との連携につきましては、先の答弁でも申しましたとおり
観光のみならず、様々な分野で市制120周年の共同事業を行うことについて、
両市にとってメリットがあるかどうかも含めまして、関係部局とともに検討して参ります。
残念ながら十分な答弁は引き出せませんでした。
観光振興や自転車の利用者から見た提案を行った
つもりですが、それほどひどい質問だったのかと・・・・・・。
大津市と同じ時期に市制120周年を迎える尾道市と連携して
観光振興を図ることなどについて、一問一答方式で質問を行います。
尾道市の120周年の事業について問い合わせたところ、
松本市が発祥の地である全日本花いっぱい運動尾道大会を
中心に3000万円、記念式典等は300万円の予算で開催するとのことでした。
尾道市と言えば今治市とを結ぶしまなみ海道のサイクリングが
有名ですが、大津市にもビワイチのコースがあります。
まず、ビワイチを所管する産業観光部と道路管理をしている
未来まちづくり部で、今年に入ってビワイチを経験した職員は
何名おいでになるか伺います。
今年に入ってビワイチを経験した職員につきましては、
産業観光部では5名、未来まちづくり部では1名でございます。
次の質問に移ります。
サイクリングマップを発行した観光振興課で、今年に入ってモデルコースに
なっている4つのコースを走破した職員は何名おいでになるか伺います。
サイクリングマップの作成につきましては、平成28年度の取り組みであり、
作成時には、観光振興課 男性職員の大半が休日を活用しながら
各コース全てを試走しております。
今年に入ってから4コース全てを走破した職員はおりませんが、
一部を体験した職員は、10名おります。
次の質問に移ります。
レンタサイクルの施設として11の施設がありますが、
自転車の貸し出し状況は1か月あたりどの程度か伺います。
平成28年度に作成しましたサイクリングマップ掲載のレンタ
サイクル施設につきましては、11施設あり、自転車の保有台数
は74台でございます。
本年4月から10月にかけての自転車の貸し出し状況ですが、
1日平均14台、1ヶ月平均417台の貸し出しが行われており
ます。
次の質問に移ります。
サイクリングマップのおすすめコースは、時速12キロ程度で所要時間を
計算していますが、電動アシストの自転車を大津駅の観光案内所で
借りて坂本から堅田地域の歴史スポットを回り、
レイクリゾートサイクリングコースである蓬莱から比良駅まで
足を延ばそうと思うと、バッテリー切れを起こしアシストなしで、
重いペダルをこいで大津駅まで帰ってこなければいけない事態が
発生します。
大津駅観光案内所にはクロスバイクも用意をしていますので、
そちらを選択すればこの問題は解消されますが、ほかの10か所の
レンタサイクル施設にはクロスバイクの用意がなく普通自転車の
貸し出しか電動アシストの自転車のみとなっています。
普通自転車で往復60から70キロを走るというのはかなり疲れるもので、
爽快感よりも疲労感が大きいと思います。
こうしたバッテリー切れで利用者が困ることがないように途中の
レンタサイクル施設で乗り捨て、乗り換え制度等の
対応について見解を伺います。
現在、観光振興課がレンタサイクルサービスを行なっている施設は、
4施設あり、うち電動アシスト自転車の貸し出しは25台ございます。
各施設にヒアリングを行ったところ、バッテリー切れや乗り捨て、
乗り換え制度の導入のご意見はございませんでした。
周辺散策を目的としたポタリングが多いため、
そのようなご意見が無かったと推察をしております。
次の質問に移ります。
各レンタサイクル施設にビワイチにも対応できるクロスバイクの
配車計画について見解を伺います。
クロスバイクにつきましては、平成28年度より観光案内所及び
民間事業者に対して長期貸し出しを行っております。
今後は、滋賀県が策定するビワイチ推進総合計画の中での、
議論を注視して参ります。
次の質問に移ります。
レンタサイクルに限らず自転車での移動についてはパンクの
不安が付きまといますし、パンクをはじめとする移動中の
トラブルの対応について見解を伺います。
サイクリストの方々にお聞きしますと、ほとんどが修理キット等
を所持されています。
しかしながら、万が一のトラブルに備えるため、滋賀県が策定
するビワイチ推進総合計画の中での、議論を注視して参ります。
次の質問に移ります。
市制120周年の記念事業として尾道市と連携して共同で
自転車を使ったイベントの実施は宿泊を伴う来訪者の増加が
見込め観光振興に寄与するだけでなく、琵琶湖のよさを発信する
好機となると考えます、ついては本市のビワイチや市内の
サイクリング事業にかける思いの確認も兼ねて、両市の市長も
参加したイベントの開催について尾道市と協議することを
提案したいと思いますが見解を伺います。
しまなみ海道のサイクリングにつきましては、既に愛媛県庁や
今治市、一般社団法人尾道観光協会、或いは、
しまなみレンタサイクル協会等といった先進地に調査・研究のため
視察を行っております。
尾道市の取り組みについては、学ぶべき点が多くあると認識して
おりますので引き続き、調査・研究して参ります。
次の質問に移ります。
自転車に関する最後の質問になりますが、大規模なレンタサイクルの
事業者は滋賀県では米原市にしかなく、こうした業者の誘致は
ロードバイクやクロスバイクを所有しない、家族層や友だち同士や
サークル活動をしている人たちを、ひとまとめにしてビワイチへ
誘うことができると考えますし、大津市の魅力と琵琶湖の魅力の
発信にもつながり、観光客の増加が見込めますし、体験した人が
リピーターとなることも期待できます。
ついては、ロードバイクから子ども用の自転車までを扱う
レンタサイクル事業者の誘致について見解を伺います。
レンタサイクルの推進を図るため、事業者の方々に必要な
自転車のニーズ調査を行いました。
調査結果として成人向けのクロスバイクと電動アシスト付自転車の
要望が多かったことから、平成28年度よりビワイチサイクル自転車の
長期貸し出し事業を行っております。
今後につきましては、長期貸し出しの状況や子ども用自転車等の
ニーズを調査し、誘致策について検討を行って参ります。
次の質問に移ります。
自転車事業の他に尾道市との共通点がないかと考えてみると、
村上水軍は尾道市の因島を中心とする島々を拠点として活動していましたし、
大津には堅田を拠点に湖族が村上水軍と同じような活動をしてきた歴史があります。
地元の商工会や堅田の浮御堂を中心にまちづくりを進めている団体に
呼び掛けて、シンポジウムや交流会が実施できないか本市の見解を伺います。
地元の商工会や堅田の浮身堂を中心にまちづくりを進めている
団体とのシンポジウムや交流会の実施につきましては、堅田観光
協会や地元の商工会に意向確認をいたします。
次の質問に移ります。
比叡山延暦寺は世界遺産に登録されていますが、延暦寺には
ドライブウエイだけでなく、日本最長のケーブルカーと徒歩でも行くことができ、
ケーブルカーからは、日本遺産に認定されている琵琶湖の
美しい景観を望むことができます。
尾道市で最も有名な寺院で観光客が大勢訪れるのが千光寺で、
ここへはロープウエイでも上ることができますし、窓からは、
こちらも日本遺産に認定された尾道の街並みと尾道水道、
そしてキラキラ光る瀬戸内海の風景を満喫できます。
本市としては、ウォーキング協会や地元の観光協会、
ケーブルカーを運行する比叡山鉄道株式会社と延暦寺、
さらには大手旅行会社も巻き込み、尾道市に呼び掛けて両市で
観光客の誘致を行い、それをもって120周年の共同事業とできないか
見解を伺います。
議員お述べのとおり、観光のみならず、様々な分野で市制120周年の
共同事業を行うことについて、両市にとってメリットがあるかどうかも
含めまして、関係部局とともに検討して参ります。
次の質問に移ります。
本市には坂本城、大津城、膳所城と言った信長、秀吉、家康ゆかりの城をはじめ、
大小さまざまな城跡があります。
尾道市にも村上水軍の城をはじめ数多くの城がありました。
残念ながら両市とも城は現存していませんが、
城跡をめぐることは歴史愛好家にとって興味をそそるものですし、
最近は自虐的に自らのことをアピールする手法も人気があり、
城があった町として連携も考えることができると思います。
こうした共通点を利用して観光客の誘致をはかることは
尾道市にとっても観光振興につながりますし、もちろん大津市にも
大きなメリットがあると考えます、草津市や京都市と連携して
面としての観光振興も大切ですが尾道市と大津市と言う点と点で線を作り、
人の流れを誘導する連携も観光振興には有意義だと考えますので見解を伺います。
しまなみサイクリングとビワイチの連携は、滋賀県や関係市町を
含めた広域的な連携について検討する必要があると考えております。
尾道市との連携につきましては、先の答弁でも申しましたとおり
観光のみならず、様々な分野で市制120周年の共同事業を行うことについて、
両市にとってメリットがあるかどうかも含めまして、関係部局とともに検討して参ります。
Posted by いとう茂 at 22:58│Comments(0)