2018年04月18日

四国遍路 納札②

昨日に続いて納札の話です。
例年1度は四国に行けるのですが、それ以上はなかなか時間が
なく、もっぱら時刻表ではありませんが地図を眺めて仮想の
四国遍路で我慢しています。
自己分析をしても信仰心や依存心が特別強いとは思って
いませんが、なぜか四国にだけは心が動きます。

この14・15日は、15日の午前中に予定が入っていたのですが、
先方の都合でキャンセルになり、空白の二日ができました。
これを自分ではお大師さんに呼ばれている、と以前から解釈して、
そんな時は体調と相談して四国に行くことにしています。
今回もこのパターンでしたので迷うことなく決めました。
正確には、日付は14日に変わっていましたが、
朝一番に札所にお参りできるように出発しました。
次回は歩こうと決めていましたので、4巡目で回れていない
高知か松山市内、今治市内の札所が候補で、高知の初ガツオも
捨てがたかったのですが、しまなみ海道にも足を延ばしたかったので、
今治の6つの札所を歩くことにして出かけました。

出かける前から何か忘れ物をしている感じで、気持ちがざわついて
いたのですが、四国への思いのほうが強く、名神に乗ってから
襦袢を忘れたことに気づいた次第です。
歩くときに着用する襦袢はリュックに詰めていましたが、御朱印を
いただいている襦袢を忘れてしまいました。
昨年も室戸の最御崎寺に行った時に車に襦袢を忘れ、またくればいいと
そこだけ空白になっています、今回もお大師さんがまた来なさいと
言われているようで、納経帳には御朱印をいただいたのですが、
お襦袢は空白のままで5巡目の宿題です。

四国がそれだけ身近に感じる存在なのでしょう、今回も歩いた距離は
別にして、車で900キロ余りを走っています。
片道4時間ほどが苦にならないのが不思議です。
急いで回れば14日の午前中に歩ける距離で、しまなみ海道まで車を
走らせて夜中に帰ることもできましたが、ご縁をいただいた空白の二日、
これも、お大師さんがのんびりしなさい、おぼし召しだと今治泊。

あれっ、納札の話まで行かずに時間が来てしまいました。
改めて錦の納札の話は報告したいと思います。

Posted by いとう茂 at 22:24│Comments(0)
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