2018年05月12日

議会活動の評価

大津市議会では市民に開かれた議会を目指して
様々な活動をしています、こうした活動で市民からは
どんな動きが議会であるのか、見える化を進めて、
より市民に近くわかりやすい議会の実現が目的だと
認識しています。
活動の評価は一次評価と二次評価があり、一次評価は
議員が個人で行います。
二次評価は議員の評価を会派でまとめて、方向性や改善策を
検討して議会運営委員会に提出します。
さらに議会運営委員会では各会派から提出された結果を協議して、
議会としての評価や方向性、改善策を決定します。

現在は、15日までに各議員が評価する段階で、昨日私も
評価を行いました。
評価項目は大きく分けて4つ、具体的な項目は20あります。
議会の機能強化の大項目には政策検討会議の設置、
大学とのパートナーシップ、予算・決算常任委員会、
通年議会、議会ICTの推進、議員研修の充実、総合評価が
あります。

市民の方がこれらの項目を見て開かれたといったイメージが
連想できるか・・・・・、たとえば、大学とのパートナーシップに
ついてですと、大学が持つ知識の活用ということで現在、
同志社大学、龍谷大学、立命館大学と協定を結んで、
政策検討会議などで議員が、条例の策定を行う際に
助言や専門知識の提供をしてもらっています。
議論が白熱してくると法律と条例の整合性が、置き去りに
なったりしますので、そのあたりの調整が必要になります。
議員研修の講師としても大学の活用をしています。

それで議会は大学からインターンシップ生を受け入れて
議員がどういった活動をしているか、議会がどんなことを
する場かということを学んでもらったり、ゼミ生と議員が交流して
研修会を開催して、対等の立場でウインウインを目指しています。

これまで、インターンシップ生の受け入れをしてきての反省点は、
単位取得が目的の学生もなかに入るということでした。
基本的には学生側が会派を選んで申し込みますので、議会は
どの学生がいいかの選択はできません。
公務員志望の学生は議会から見た公務員という視点を持って
申し込みますが、単位取得が目的の学生はそうした視点は
ありませんし、こちらが言うことをこなすだけのことが多いように
思います、インターンシップ生の受け入れに当たっては、会派として
面接をするという申し合わせができました。

また、ゼミ生との研修については授業の一環ですので時間に
制限がある場合が多く、もう少し密度の濃い研修を、そう思っても
時間が来れば終了になりますので、事前の打ち合わせを学生側と
しっかりしておかないと消化だけになってしまいます。

こうした評価を20するわけですから、それなりに頭もつかいましたが
市民に開かれた議会につながるのか、そんな疑問もありますが、
市民により近くなる議会にするのは議員一人ひとりの課題であり
責任でもあります。
いずれ、公表されると思いますので、一読いただければと願います。

Posted by いとう茂 at 10:07│Comments(0)
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