2018年05月23日

事故

今朝、緑のお爺さんで交差点に立っているときに事故がありました。
私が交通整理をしている交差点ではなく、30mほど西にある
京阪電車の駅の踏切でのことです。
今朝は雨が降っていましたので子どもたちもほとんどが傘を
さしての登校で普段よりも道を広く占領しながら登校していました。
時間帯によって電車が上下とも到着しますので、待ち時間も
長くなることが何度かあります。

当然その間に踏切の手前に子どもたちが集まり大きな集団に
なります、集まるのは子どもたちだけでなく自動車も踏切を挟んで
上下に集まり、そこに電車から降りてくる人が加わりますので、
遮断機が上がると道路の幅いっぱいに人が歩くことになります。
事故にあったのは子どもたちではなく、私と同様に子どもの通学の
安全確保のために立っている緑のおばさんです。
毎朝学校に子どもを送っていく自動車が何台かあります。
その中の1台が左に寄りすぎて緑のおばさんの足の上に乗って
しまいました。

「伊藤さ~ん」大きな叫び声で振り向くと、緑のおばさんが
かがんでいます、何事かと急いでいくと「足をひかれた」と
顔をしかめていました。
傍らには自動車が停止して、毎朝孫を学校に送る老夫婦が
いました。
すぐに警察に連絡して救急車が来たので少し安心しましたが、
その間も痛そうにしていました。
事故の知らせを聞きつけて校長先生も様子を見に来ましたが、
幸い息子のお嫁さんが駅の横にある幼稚園に来ましたので、
お嫁さんに後を頼んでその場をあとにしました。
足以外がどこも打ったりしていないということで骨に異常が
なければそれほど大事にはならないと思いますが、たちまち
明日から駅の踏切に立つ緑のおばさんがいなくなります。

「子どもとちごてよかったわ」これは本音だと思いますが、
やはり事故があってはいけません。
路側帯も薄くなっているところもあります、これを契機に通学路の
路側帯をはじめ安全確保の点検をしようと思います。
交差点をスピードを落とさず通過する自動車は何台かあります、
私も左折してくる自動車にお尻を擦られたことがありますが、
ドライバーは曲がる角度で危険を察知できますので、お尻が
擦れたことはわかっていると思いますが、その後も運転の
態度は変わりません。
いつか大きな事故を起こさなければいいと思うのですが、これは
自分自身にも言い聞かせて戒めにしなければと思っています。
夏休みまでしばらく時間がありますし、1年生もまだ慣れていない所も
ありますので、明日から見十分注意して緑のお爺さんを
務めたいと思います。

Posted by いとう茂 at 22:15│Comments(0)
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