2018年06月20日

ブロック塀の点検通知が出ました。

震度6弱の地震で高槻市の小学生がブロック塀の
下敷きになり亡くなったことを受けて、大津市でも公共施設の
ブロック塀の点検をするように通知が出ました。

部 局 長 様
    ブロック塀を含む公共施設の緊急点検について(通知)
                           未来まちづくり部長
昨日発生した大阪府北部を震源とする地震により、高槻市と
大阪市において倒壊したブロック塀の下敷きになり、
2 名の尊い命が失われる事態が発生しました。
塀の基準は建築基準法で決まっており、高さが
1.2 メートルを超える場合は鉄筋を入れることや、
塀を支える「控え壁」を設置することなどが規模に応じて
決められていますが、高槻市で倒壊したブロック塀は
建築基準法に適合していないと報道されています。
つきましては、同様の事故の発生を防ぐため、
各部局で所管している施設のブロック塀の安全性に
問題がないか、別添のチェックシートに従って早急に
点検していただき、結果を下記まで報告していただくよう
お願いします。
また、ブロック塀の点検に合わせて、その他の
建築物等(看板、石碑等を含む)に破損、ぐらつき等が
ないか点検し、安全管理に万全を期すようお願いします。

市民向けにも自治会や出前講座を通して配布されます。
今後も危険なブロック塀の撤去や安全なブロック塀の新設に
対して補助金制度の創設を訴えていこうと思っていますが、
ブロック塀はあくまで所有者に管理責任があります。
最近では地震の頻度も多くなり従来よりも強い地震が
発生していることから、震度5では保険金を支払わない
事例もあると聞きますし、老朽化やひび割れ、高槻の様に
十分な強度がない場合も保険金が支払われない場合が
あります。
保険に加入しているから大丈夫と安心するのではなく、
保険の内容の確認や直接保険会社に連絡をして、保証内容の
確認をお勧めします。
もちろん保険の種類によると思いますが・・・・。
転ばぬ先の杖の保険ですから、くれぐれも確認を。

       大津市からのお願いとして
ブロック塀の安全性の確認をお願いします!
平成30 年6 月18 日に大阪府を震源とする大地震が発生し、
特にブロック塀の倒壊による大きな被害
がありました。
ブロック塀は、正しく施工されていないと耐震性に欠け、
倒壊した場合、死傷者が出るなど大変危険です。
また、倒壊すると避難や救助活動の妨げにもなることから、
特に通学路や避難路等の道路に面するブロック塀の
安全確保にご協力をお願いします。
① 高さは2.2m以下とすること
両側の地盤面の高さが異なる場合は、低い位置からの高さ
② 正しい厚さのコンクリートブロックを使用すること
15cm又は10cmのもの※
③ コンクリートの基礎を必要寸法以上で設けること※
④ 控え壁を3.4m間隔以下で設けること※
厚さは本体の塀の厚さ以上
⑤ 縦横ともに基準に従って鉄筋を配筋すること
鉄筋の直径は9mm以上
配筋の間隔は80cm以下
⑥ 基礎や壁頂・端部などは、正しく鉄筋を加工(かぎ掛け等)すること
※高さに応じた基準があります。
維持管理は、所有者・管理者の責任です。
ブロック塀の転倒による危険を認識し、
今一度自己点検をお願いします。

Posted by いとう茂 at 22:00│Comments(0)
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