2018年07月02日

ペットと暮らす

ネットを見ていて気になる記事がありました。
「愛犬、愛猫が孤立・・・・・高齢者がペットを飼うことの
「功罪」とは?」という見出しが目に留まりました。
全国で犬や猫がどのくらい飼われているか調べてみると、
面白いことに犬が987万頭余りでねこが984万頭余りと
大差がありませんが、ここ数年は犬を飼う世帯が減少し、
猫を飼う世帯は横ばいで、あと数年すれば飼育頭数が
逆転しそうですが、猫は複数で飼われている場合が多く、
飼育世帯まで逆転となると、まだまだ先になりそうです。
犬派と猫派、中にはどちらも好きと言う方も、どちらも嫌いと
言う方もおいでになると思いますが、私は犬派です。

犬と猫を合わせて約4軒に1軒の割合で飼っていますので、
それなりにペットの社会的な地位も向上し、番犬という立場も
ありますが話し相手、癒しと家族以上に大切にされている
世帯も多くありそうです。
住民票はありませんが居場所は確保されているようです。
その証拠に待遇面でも大幅に上昇しています、昔は餌は
残り物と決まっていましたし、猫には冷ご飯にカツオが定番で、
犬も家の外の小屋に鎖でつながれていましたが、今では犬も猫も
ほとんどが屋内で飼われています。
その影響で平均寿命も延びているということです。

人間に平均寿命と健康寿命があるようにペットにもあります、
飼い主が元気なら介護が必要なペットの世話もできますが、
飼い主に介護が必要な場合、ペットが元気でも役に立ちません。
一人暮らしの高齢者が介護施設に入所するときに、ペットとの
別れが待っています、知り合いにもらってもらえればペットも
多少は救われるでしょうが、ペットも高齢だと貰い手が
見つからない場合が多く、いくつかNPOもあるようですが、
思うようにまかせないのが現実のようで、これから社会で
問題になってくると思います。

ペットと泊まれる宿泊施設が静かなブームですが、ペットと入所
できる介護施設も普通になる時代が来るかもしれません。
ただ、入所費が高くつくと思いますし、それなりの蓄えも
必要でしょう、市民からペットと一緒に介護施設に入居する際の
補助金制度の創設を求められる、私は現実性を帯びてくると
思いますが・・・・・。

Posted by いとう茂 at 21:36│Comments(0)
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