2018年10月11日

届くのが楽しみです

平成3年10月に地元の商店街の若手や小学校の教師で、
創作太鼓の会を設立して丸27年が経過しました。
かつての商店街の若手も今ではとうに還暦を過ぎ、
メンバーも半数ほどが入れ替わっています。
発足当時は太鼓の数も大太鼓と長胴太鼓3台、締め太鼓が
2台でしたが、その後、日生財団の補助金と宝くじの地域振興
補助金をいただき、長胴太鼓3台と平胴太鼓に締め太鼓を
追加してかなり充実しました。
しかし、経年使用により皮が痛んだり胴の塗装が剥げたりと
傷みが目立つようになってきました。

これまでの出演でいただいた謝礼は会の方に入れて出演者には
分配してきませんでしたので、多少の蓄えはありますので、
一つや二つの皮の張り替えなら対応できるように備えていますが、
すべての太鼓の皮の張替えをするには到底足りません。
今年度宝くじの振興補助金の交付を受けることが決定して、
ようやく全面的な補修に取り掛かっています。
申請はこれまで何度も出してきましたが、毎年見送りで、
やっとの思いで実現を見た次第です。

新しい皮の太鼓は張りが強く、かなりの高音で皮が伸びるまでは
カンカンと耳障りですが、張り替えずに現在のまま使っていれば
早晩、破れて叩けなくなってしまいます。
練習では防音マットを敷いて練習をしていますので皮が伸びるのに
時間がかかります。
毎週2回の練習があり、一度に全部を張替えできず2度に分けての
張替えで、8月の末に出した太鼓が来週に返ってきます。
お色直しが終わり、どんな仕上がりになっているか届くのが
楽しみですし、皮が新しくなり次の世代にも引き継ぐことができます。

そして、願い事が叶うなら、いつか誰もいない海岸で毎日海を
眺めて思い切り太鼓を打てたら・・・・・・念ずれば通ず。

Posted by いとう茂 at 22:08│Comments(0)
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