2018年11月01日

クールビズが終わりました。

クールビズとは、地球温暖化対策の一環として、
2005年から政府が提唱する、冷房時の室温28℃を目安に
夏を快適に過ごすライフスタイルのことです。
改めて申すまでもなく、ほとんどの人が知っていますが、
案外知られていないのがクールビズの期間です。
2005年から2010年までは6月1日〜9月30日がクールビズの
期間で、2011年から2015年までは5月1日〜10月31日が
その期間になっています。
これは、東日本大震災の影響による深刻な電力不足から
節電の必要性を考慮した結果、期間が長くなりました。

この時の印象が強いのか、世間の多くの機関や団体では
5月1日〜10月31日がクールビズの期間として定着しているようですが、
2016年と2017年は5月1日〜9月30日となっており、今年も
環境省は5月1日から9月30日がクールビズの期間と
定めています。
私も今日からネクタイ着用で仕事をしています。
ネクタイがないと締まらないという人も多くいますが、私の場合は
ネクタイは窮屈で締めないほうがいいという感じで、
社会人としては・・・・・。
個人的な思いがあっても窮屈さを我慢して絞めていますので・・・・・・。

あまり耳慣れない言葉ですが、クールシェアという用語があります。
これは、それぞれが冷房を使うのではなく、みんなでひとつの部屋に
集まることや、公共施設や店舗等で過ごすことで、自宅等の
エネルギーを節約するという取組みで、政府が提唱しなくてもスーパーや
ショッピングセンターには涼を求めて多くの人が涼みに行く光景が
見られ、どうすれば一番安く快適に過ごせるかということを知っている
人が多くいるということでしょう。

心頭を滅却すれば火もまた涼し、無念無想の心であれば火も涼しく
感じられるという意味ですが、現代人はそうした心境にはなれず、
涼しい服装、涼しい場所を求めて工夫が必要です。
ただ、こうした気持ちを持っている大人は多いように思います。
この夏の猛暑の時にも気持ちで乗り越えようとした人の中には
熱中症で病院のお世話になった方も・・・・・・。

半年間お世話になったスタンドカラーのシャツも昨日でお役御免です、
今日からはネクタイができるカッターシャツの出番です。
期間の長短はあっても人はこうして同じようなことを繰り返して
時を過ごしていくのでしょうか。
暑い、暑いが寒い寒いに変わりますが・・・・・・。

Posted by いとう茂 at 22:05│Comments(0)
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