2018年12月30日

危機管理

この前、テレビのニュースで中国の顔認証システムで
防犯カメラを監視していて芸能人のコンサート会場で
指名手配の犯人を60名とか70名を逮捕したという報道が
ありました。
日本の10倍以上の人口があり、日本よりも治安が悪いとされる
中国ですので日本の10倍ではすまないくらい犯罪が起きても
不思議ではないと思います。

日本で顔認証で取り締まりを始めようと思っても個人情報、
肖像権などの問題でかなりの抵抗があると思います。
ただ、決してあってはならないのですが、もし、連続殺人などの
凶悪犯罪が多発すれば、顔認証で取り締まりを求める国民が
急増する、そんな気もします。
個人的には顔認証で犯人検挙が進み犯罪者が第二、第三の罪を
犯すのを防げるのなら一考の余地と国民に理解を求める啓発を
行ってもいいと考えます。

スマホやガラケーのgps機能で自分がどこにいるか、自分が
知らない誰かが知ることは可能です。
厳密にはスマホなどの所持者で、誰かに貸していたりすると
自分以外の人になってしまいますが、そうした例は少ないと思います。
便利さの裏には危険が潜んでいます。
そのことを十分認識して我々は様々な文明の利器を使用しているのか、
自動運転の実証実験が各地で実施されています、あと何年かすると
私たちは運転席に座ることが運転していることになるのか、
そんなことを考えています。
高齢者の免許返納を進めていますが、自動運転になると
事故のリスクが減りますので、公共交通機関がない地域に住む
高齢者の移動手段として自動車は不可欠になります、
膝が痛くて歩けない高齢者でも運転席に座ることができれば、
移動が可能になりますので返納が減るように思うのは
私だけでしょうか。

四国の高速道路を走っていると、インターチェンジから50キロ
程度の速度で本線に流入してくる高齢者が運転する
軽トラックに何度か出会ったことがあります。
当然、後ろは長い列ができますが1車線のために追い抜きが
できず、追い越し車線があるところまではそのまま走る
ことになります。

gpsの精度がどこまで上がるかわかりませんが、現行と
それほど大差がなければ、自動車が高速道路だと認識すれば
逆走も法定速度で起こるかもしれません。
頭のいい開発者集団ですから、そのあたりも危機管理を
しっかりして安全な車が提供されると思いますが・・・・・・。

Posted by いとう茂 at 20:25│Comments(0)
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