2019年04月11日

送別会

スコットランドから日本に来て英語を教える仕事を
していた女性が母国に帰ります。
3年前に和太鼓が叩きたいと会にやってきました。
国際親善の紹介で私に電話があり、片言の英語と
カタカナの日本語でやり取りをして、何とか練習日と
時間、場所を伝えることができたのを覚えています。
当時はアメリカからも同年代の女性が来ていましたので、
話し相手がいて彼女も気が楽だったと思いますし、日本語が
ほとんどダメで、教えるのに苦労しましたが、アメリカの女性が
通訳してくれてずいぶん助かりました。
その後、もう一人アメリカから女性が入会してきましたので、
3人の時期もありました。

帰国する前に高松で友人の結婚式に出席して、四国を旅して
帰ると話していました。
アメリカから来ていた女性が帰国する時も送別会をやりましたので、
今回も送別会を、という話になり本人に「焼き肉かカラオケ」と
訊ねると瞬時に「カラオケ!」でした。
立派な記念品は贈れませんので、メンバーの寄せ書きと、楽譜、
それと大津市の半天を会からプレゼントしました。

カラオケに行くとアメリカとスコットランドの競演で、日本人の
メンバーは圧倒されっぱなしで、国民性の違いを思い知らされ
ました、そんな状況で反撃を開始したのは高校生の二人でした。
10代から60代まですべての年代を網羅していますので、歌が
理解できない世代もありましたが、それもいい思い出です。
アメリカの女性は日本語と韓国語が理解できますので、
英語、韓国語、そして日本語と普段は経験できないカラオケに
なりました。
母国でも和太鼓のグループがあるそうですが、距離があるために
継続は難しいかも知れませんが、どこかで思い出してくれて
続けてくれたらと願います。

週1回とはいえ、3年間一緒に練習をしてきた仲間です、来た当時は
自信なさそうに叩いていましたが、最近は力強さが加わりそれなりの
演奏ができるようになりました、会にいられる時間はすべてのメンバーに
限りがあります、一期一会、人や会はなくなっても和太鼓は残ります。
私もこの先何年和太鼓を叩けるか、たちまち右肩の腱を切って
いますので、何曲かは肩が痛くて長胴太鼓が叩けない曲がありますし、
大太鼓も長くは打ち続けられません。
それでもご縁がある限り、和太鼓にかかわっていたいと思っています。

今年は統一選挙の関係で練習会場が使用できず、次の練習日は
4月24日になります、一人だけですが、その場にいないことを
メンバー全員が寂しいと感じるだろうと思います。

Posted by いとう茂 at 21:07│Comments(0)
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