2019年06月16日

くだらない話

会津藩の教えに「什の掟」があります、ご存知の方も
あると思いますが、改めて紹介します。

 一つ、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
 二つ、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
 三つ、虚言を言うことはなりませぬ。
 四つ、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
 五つ、弱いものをいじめてはなりませぬ。
 六つ、戸外でものを食べてはなりませぬ。
 七つ、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。 
ならぬものはならぬものです

何年か前の大河ドラマで新島襄の妻の八重で有名になったのが、
最後の「ならぬものはならぬものです」という言葉です。
この話ではありません、会津藩の教えは現代にも通ずる教えだと
思いますので、味わってみてください。

「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」
これは上杉鷹山の言葉です、武田信玄も「為せば成る、為さねば
成らぬ成る業を、成らぬと捨つる人のはかなき」という言葉を残しています。
時代的には信玄の方が古いので鷹山が真似をしたという事に
なっているようですが、それも今日は置いておきます。

昼間に「ないものはありません」というポップを見て、会津藩と鷹山、
信玄の言葉を思い出した次第です。
「ないものはありません」子どもと大人で意味の解釈が違うだろうと
思ったものですから・・・・・・。
子どもなら、ないものはない、あたりまえの事じゃないの、そう思うと
考えましたし、大人ならないものはないを何でもあるんだと理解する
のではないでしょうか。
「あなたの欲しがっているもので、あるものはあるけれど、ないものは
ありません」
「あなたの欲しがっているもので、ないものはありません」
「ないものはありません」さぁ、どう解釈します・・・・・。
ほら、くだらないでしょkao_13

Posted by いとう茂 at 21:48│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。