2019年06月26日
大津市子ども・若者支援地域協議会
今日は、フリールームえこ~の相談日でしたが、
明日都浜大津の方で、協議会の代表者・実務者会議があり、
そちらの方に出席してきました。
えこ~の方も相談がなくうまい具合に時間が空きました。
有識者、医療・保健、福祉、教育、矯正・更生保護、雇用、
いじめ対策、地域・支援団体と子ども・若者に関する機関が
集まる会議で、今年度から私が実務者として出席することに
なりました。
6つのグループに5・6名ずつ分かれて、グループで話し合いを
しました、同じテーブルには保健所、少年センター、福祉政策課、
働き・暮らし応援センターからの専門職の人が参加されており、
私は保護司会からの出向になります。
大津市の方で、子ども・若者プランを作成されるときに、議会で
更生保護の観点も入れてほしいと質問したのがきっかけで、
保護観察所、少年鑑別所と保護司会が会議の構成員に
なりましたので、それなりに思い入れのある会議です。
グループでは人間関係の構築が苦手な人は好きな仕事に
ついてもやめるケースが多いが、人間関係がうまくいくと
好きな仕事でなくても継続する場合が多い、管轄の教育委員会が
市と県に分かれるので、中学生と高校生の壁がある、などの
話が出ました。
会長の方からはひきこもりの要因として主なものは、、4つに
分けることができるとして、①つながりの学習機会が与えられなかった
②生活の中に仕事が組み込まれていない③発達障害④いじめ等の
今いる状況を変える力がない、という話があり、思い当たる点が
いくつかあり、意を強くした次第です。
うまく人間関係が構築できない人にとっては、休憩の時間が
かなり辛いものだという話もあり、適正とは仕事だけではなく、
人的な環境も適性の要素だという事にも気づきました。
今年度の予定としては、実務者会議が研修会と意見交換会で
4回と講演会が2回の予定で、自戒は7月30日に意見交換会が
開催される予定です。
ひきこもりについては推計でしかカウントできませんが、大津市の場合は、
近所のコンビニなどには出かけるから自室からほとんど出ないという
ひきこもりと、用事がある時は外出するという準ひきこもりで1623名、
外に出ない人の気持ちがわかる、嫌なことがあると外出したくないなどの
ひきこもり親和群の人たちが7038名、合計で8661名がひきこもりや
ひきこもり予備軍と推計されています。
この前、国の機関の元事務次官が自分の息子を刺殺するという事件の
直後に滋賀県社協、大津市社協と、高島市と甲賀市の各機関が
一斉電話相談会を実施していますが、総数で55件だという事でした。
この数を多いと考えるのか少ないと考えるのかでも、対応が変わって
来るように思います。
8050問題の50代のひきこもりについては、現在はここという相談窓口が
なく、えこ~でもようやく月に1回程度の手紙のやり取りが可能になった
人の相談も受けています。
こちらは80歳に近くなった親からの相談がきっかけで、まだまだ
本人との面会までは時間が必要だと思います。
住みたいまち、住み続けたいまちを目指すにはひきこもりの人を
作らない施策も必要です。
原因もそれぞれ違うのでしょうが、自分の部屋から出られない人が、
私の周りにも皆さんの周りにも確実においでになるという現実を
理解いただけたらと思います。
明日都浜大津の方で、協議会の代表者・実務者会議があり、
そちらの方に出席してきました。
えこ~の方も相談がなくうまい具合に時間が空きました。
有識者、医療・保健、福祉、教育、矯正・更生保護、雇用、
いじめ対策、地域・支援団体と子ども・若者に関する機関が
集まる会議で、今年度から私が実務者として出席することに
なりました。
6つのグループに5・6名ずつ分かれて、グループで話し合いを
しました、同じテーブルには保健所、少年センター、福祉政策課、
働き・暮らし応援センターからの専門職の人が参加されており、
私は保護司会からの出向になります。
大津市の方で、子ども・若者プランを作成されるときに、議会で
更生保護の観点も入れてほしいと質問したのがきっかけで、
保護観察所、少年鑑別所と保護司会が会議の構成員に
なりましたので、それなりに思い入れのある会議です。
グループでは人間関係の構築が苦手な人は好きな仕事に
ついてもやめるケースが多いが、人間関係がうまくいくと
好きな仕事でなくても継続する場合が多い、管轄の教育委員会が
市と県に分かれるので、中学生と高校生の壁がある、などの
話が出ました。
会長の方からはひきこもりの要因として主なものは、、4つに
分けることができるとして、①つながりの学習機会が与えられなかった
②生活の中に仕事が組み込まれていない③発達障害④いじめ等の
今いる状況を変える力がない、という話があり、思い当たる点が
いくつかあり、意を強くした次第です。
うまく人間関係が構築できない人にとっては、休憩の時間が
かなり辛いものだという話もあり、適正とは仕事だけではなく、
人的な環境も適性の要素だという事にも気づきました。
今年度の予定としては、実務者会議が研修会と意見交換会で
4回と講演会が2回の予定で、自戒は7月30日に意見交換会が
開催される予定です。
ひきこもりについては推計でしかカウントできませんが、大津市の場合は、
近所のコンビニなどには出かけるから自室からほとんど出ないという
ひきこもりと、用事がある時は外出するという準ひきこもりで1623名、
外に出ない人の気持ちがわかる、嫌なことがあると外出したくないなどの
ひきこもり親和群の人たちが7038名、合計で8661名がひきこもりや
ひきこもり予備軍と推計されています。
この前、国の機関の元事務次官が自分の息子を刺殺するという事件の
直後に滋賀県社協、大津市社協と、高島市と甲賀市の各機関が
一斉電話相談会を実施していますが、総数で55件だという事でした。
この数を多いと考えるのか少ないと考えるのかでも、対応が変わって
来るように思います。
8050問題の50代のひきこもりについては、現在はここという相談窓口が
なく、えこ~でもようやく月に1回程度の手紙のやり取りが可能になった
人の相談も受けています。
こちらは80歳に近くなった親からの相談がきっかけで、まだまだ
本人との面会までは時間が必要だと思います。
住みたいまち、住み続けたいまちを目指すにはひきこもりの人を
作らない施策も必要です。
原因もそれぞれ違うのでしょうが、自分の部屋から出られない人が、
私の周りにも皆さんの周りにも確実においでになるという現実を
理解いただけたらと思います。
Posted by いとう茂 at 22:44│Comments(0)