2019年10月30日

気分転換

毎日をボランティアばかりの非生産的な過ごし方をしている人間が、
気分転換も何もない、そんな声が聞こえてきそうですが、
分からない人には分からない・・・・・・当たり前です。
これでも人間ですのでお腹もすくし、眠くもなりますし、
困りごとや考え事もありますし、ストレスや疲れもたまります。
来週には同期だった近藤議長の議長就任の祝賀会もあります。
そんなことで朝から気分を変えようと散髪に行ってきました。
そう言えば、この前はいつ散髪に行ったのかをはっきり覚えていません。
老化とか認知症という問題ではなく、無職老人はバタバタせわしなく
生きていたのかも知れません。

朝一番でしたので私だけでした、いつもお任せですので
座っているだけです。
仕上げで髪のセットをしてもらっている時に「白髪が増えましたね」
「白いのが増えるのときれいになくなるのとどちらが早いかな」
「・・・・まだまだ大丈夫ですよ」・・・・・・リップサービス・・・・・・。
気を取り直して、だと思いますが、ちょっと鏡に映る笑顔が不自然。
「議員をやめられて、また復活してきますよ」・・・・・・気休め・・・・・。
それでも「ありがとうございます」
薄い、禿げるの話題になってもムキにならない年になりましたし、
笑って受け入れられるようになり、なんだか和みました。
散髪に行ってすっきりしましたが、何気ない会話で気分転換に
なった部分の方が多かったように思います。

相談を受けている内容も、重いものが多く、保護司の仕事でも
気づまりなことが多い日々が続いています。
午後からは保護観察所の定期研修と大津市の生活困窮者の
研修、迷いましたがこの前の保護司会の研修の講師を大津社協に
お願いしましたので、お返しではありませんが生活困窮者の研修に
参加しました。
こちらも気の重くなる課題です、どこの市町でも取り組んでいますが、
思うような成果が上がっていないのが実情ではないかと思います。
ひきこもり、生活困窮者、障害者、犯罪者の社会での自立は
太い幹から延びる枝のような気もします。
同じ幹には不登校の枝もあります。

放っておけない人は目を凝らせば、周囲にいっぱい暮らしています。
気持ちだけが空回りして、実績が追い付かないもどかしさを
感じながら、時間だけが流れていきます。
自分で自分にプレッシャーをかけていることにも気づいています、
私がいなければ誰かがしてくれると思いますが、今は神か仏が
私にこの役を演じるようにされている、そう思い見通しの
立ちにくい道をゆっくりでも、前へ、前へ・・・・です。


Posted by いとう茂 at 22:11│Comments(0)
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