2019年12月26日

打ち納め

昨日は今年最後の和太鼓の練習日でした。
子どもの方は冬休み前の18日が最後の練習日で、大人の
練習だけでしたので練習時間が7時30分という事もあり、
えこ~の相談窓口が終わってからゆっくり時間がありました。
今年の4月に講座の受講生も加わり大所帯になり、練習内容も
見直してより基本に忠実に打てるように基礎練習も増やして
きましたが、昨日は基礎練習の後に新しいメンバーだけで
曲を演奏して、前からいるメンバーが感想を述べる、そして
交代して同じ曲を前からのメンバーだけで演奏して、新しい
メンバーの感想を聞く。
これで時間をとりましたので曲の演奏は新旧合わせて4曲
だけでしたが、通して何曲も演奏するよりどこが悪い、
ここはできている、そんな具体的な指摘がありましたので、
個別の指導にもなり、1年の締めくくりにふさわしい練習になった
ように思います。
今後もこうした練習を行い個人のレベル向上が図れたらと
思います。
ちなみに、太鼓の演奏家の中では太鼓は叩くのではなく
打つと表現する人の方が多いように思います。
「太鼓打ち」という言葉は聴いたことがありますが「太鼓叩き」は
ありません。

今日は市役所の広報課に行き、2月1日の広報おおつに記事の
掲載をお願いしてきました。
2月16日から隔週で日曜日にひきこもり講座を開催しますので、
そのお知らせと募集です。
合計4回のシリーズで、3月の最終日曜日は「ひきこもりの家族の会」を
立ち上げる準備会になります。
ひきこもりが最近は8050ということで、親が80歳、子どもが50歳で
ひきこもっていて、親が自分が死んだあと子どもがどうするか心配、
そんな声もありますし、社会に出ていた時期から時間が経って
家にひきこもっている子どもが、社会のルールが分からないのと
相談する人がいないことから、親が家で亡くなってもそのまま放置して、
最近親の顔を見ないという事で民生委員や警察が家を訪れて
亡くなった親を発見するという事案も増加しています。

ひきこもりの家族同士がつながり情報交換をして、自分が抱えてきた
重荷を他人に話すだけで、心が軽くなる場合がありますし、同じ悩みを
持った人がいることを知ることで、救われる部分もあると思います。
ひきこもりの子どもを持つ親にすれば、子どもの将来が一番気にかかる
ことだと思いますし、そのことをどこにも相談できずに一人で抱え込んで
苦しんでいることも多々あります。
そうした人の話をよく聞いて、適切な機関につなぐことで親の負担も
軽くなりますし、子どもの将来のことに踏み込んで対策が立てられれば
子どもにとっても安心できると思います。

これまで大津市にひきこもりの家族の会がなかったことが不思議です、
不登校の親の会や障害者の家族会はあります。
無ければ作ればいい、口で言うのは簡単ですが、実際にひきこもりの
子どもを抱える親や家族が参加してくれるのか、そんな心配もあります。
動き出した以上止まることはできません、焦らずに気負わずにボチボチ
歩いて行きます。


Posted by いとう茂 at 20:00│Comments(0)
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