2020年01月15日
新しいご縁
今日は水曜日、えこーの相談窓口の開設日です。
水曜日はアルバイトも休み、そういう条件でのアルバイト
ですので、雇用先にも理解をしてもらっています。
今日は新しい相談者がえこーを訪れてくれました。
先日、「支所で広報紙をもらったのですが、相談に乗って
もらえますか」という電話をいただきました。
「子どもが長期間ひきこもっています、水曜日でないと相談に
乗ってもらえないのですか」
相当、切羽詰まっているのか、明日にでもといえば相談に
来そうな気配でしたが、こちらの体制が水曜日でないと
整いませんので、15日なら相談時間が空いていますと
返事をすると「必ず伺うということでした」。
電話の声から推察すると、かなりの高齢の様子で8050かな、
そう思って・・・・・・。
相談時間の少し前に来られましたが、予想通り8050の親子で
心にたまっているものを一気に吐き出すように、話が止まらず、
基本的な聞き取りに時間がかかりました。
親は子どもに1日でも早く働くように望んでいるケースがほとんどで
どうすればそうなるかと、結論を急ぎます。
しかし、何年も外の世界との接点が少ない人が、急に
働き出すということはありません。
人と話をすることさえ、怖いと感じますし、知らない世界に
飛び込んでうまくやれるかという不安は、計り知れないものが
あるように思います。
そのことを話すと、少し残念そうでしたが親が相談に来ても
本人が会う気持ちになるか、そのことは全く別問題で、本人に
どのようにアプローチするか、そのことがえこーでも大きな問題で、
まず、「親から接し方を変えていきましょう、子どもがどうしたんやろ
いつもと違うやん」そう思っても止めずに、こうして接していきましょう、
とアドバイスを続けると、「そんな話をしてくれるのはここだけやわ。」
と驚いていましたが、これまでかかっている支援機関では、まず、
親の気持ちばかりを話されて、支援機関のアドバイスを聞く余裕が
なかったのかもしれません。
個人情報を支援機関で話してもいいという誓約書もいただきましたので
これからは、しばらくこちらで支援機関と情報の交換をして、その先は
相談者に同行して定期的に支援機関を訪れて対応を協議していくのと
えこーにも来ていただき、支援機関に行く間の様子を確認して
対応を考える、これが同時進行になります。
1時間余り、話されてずいぶん気持ちが楽になったようで、次回の
予約と来月に開催のひきこもり講座への参加をお願いし、最初の
電話で話されていた、支所で広報紙をもらったことについて
尋ねると・・・・・・。
ナント、ナント地元の支所ではなく、ずいぶん遠い支所で、その
支所にはえこーの広報紙は置かしてもらっておらず、誰が
その支所に置いてくれたのか・・・・・。
支所の職員ということでしたが、なぜ、その職員が持っていたのか、
・・・・・・・・・です。
ともあれ、これもご縁だと思います。
この相談者は見えない力に操られて、えこーに行くようになっていた、
そして、えこーもまたこの相談者を待っていた。
新しいご縁をいただきました。
水曜日はアルバイトも休み、そういう条件でのアルバイト
ですので、雇用先にも理解をしてもらっています。
今日は新しい相談者がえこーを訪れてくれました。
先日、「支所で広報紙をもらったのですが、相談に乗って
もらえますか」という電話をいただきました。
「子どもが長期間ひきこもっています、水曜日でないと相談に
乗ってもらえないのですか」
相当、切羽詰まっているのか、明日にでもといえば相談に
来そうな気配でしたが、こちらの体制が水曜日でないと
整いませんので、15日なら相談時間が空いていますと
返事をすると「必ず伺うということでした」。
電話の声から推察すると、かなりの高齢の様子で8050かな、
そう思って・・・・・・。
相談時間の少し前に来られましたが、予想通り8050の親子で
心にたまっているものを一気に吐き出すように、話が止まらず、
基本的な聞き取りに時間がかかりました。
親は子どもに1日でも早く働くように望んでいるケースがほとんどで
どうすればそうなるかと、結論を急ぎます。
しかし、何年も外の世界との接点が少ない人が、急に
働き出すということはありません。
人と話をすることさえ、怖いと感じますし、知らない世界に
飛び込んでうまくやれるかという不安は、計り知れないものが
あるように思います。
そのことを話すと、少し残念そうでしたが親が相談に来ても
本人が会う気持ちになるか、そのことは全く別問題で、本人に
どのようにアプローチするか、そのことがえこーでも大きな問題で、
まず、「親から接し方を変えていきましょう、子どもがどうしたんやろ
いつもと違うやん」そう思っても止めずに、こうして接していきましょう、
とアドバイスを続けると、「そんな話をしてくれるのはここだけやわ。」
と驚いていましたが、これまでかかっている支援機関では、まず、
親の気持ちばかりを話されて、支援機関のアドバイスを聞く余裕が
なかったのかもしれません。
個人情報を支援機関で話してもいいという誓約書もいただきましたので
これからは、しばらくこちらで支援機関と情報の交換をして、その先は
相談者に同行して定期的に支援機関を訪れて対応を協議していくのと
えこーにも来ていただき、支援機関に行く間の様子を確認して
対応を考える、これが同時進行になります。
1時間余り、話されてずいぶん気持ちが楽になったようで、次回の
予約と来月に開催のひきこもり講座への参加をお願いし、最初の
電話で話されていた、支所で広報紙をもらったことについて
尋ねると・・・・・・。
ナント、ナント地元の支所ではなく、ずいぶん遠い支所で、その
支所にはえこーの広報紙は置かしてもらっておらず、誰が
その支所に置いてくれたのか・・・・・。
支所の職員ということでしたが、なぜ、その職員が持っていたのか、
・・・・・・・・・です。
ともあれ、これもご縁だと思います。
この相談者は見えない力に操られて、えこーに行くようになっていた、
そして、えこーもまたこの相談者を待っていた。
新しいご縁をいただきました。
Posted by いとう茂 at 21:09│Comments(0)