2020年08月14日
思い出し遍路⑳
民宿のご主人に地図をもらって出発、その際に
当分はまっすぐに歩いていき眉山を回りこむ感じ・・・・・・、
と言われても初めての土地で理解できることではありません。
遍路道ではないので目印になるマークもなく、自分の地図と
もらった地図を見比べながらの歩き遍路でした。
そこそこ広い道路だったと思います、向こう側でうどん店の
暖簾を上げる店員の姿が目に入りました。
時計を見ると11時、4時間ほど歩いていましたし食べられる時に
食べる、遍路の鉄則に従いうどん店へ。
昼食は40分と決めていましたので、どうしても麺類が多くなり
この後も麺類には助けてもらいました。
1回目の遍路では・・・・・のうどんとうまいと思えるうどん、
そして前日にはこれまでで最高だと思った中華丼、焼山寺では
おにぎり、今日はここでうどん、食べることにはあまり執着が
ないほうですが食べないと体がもちません。
歩きも3日目で足はパンパン、それでも座敷に上がって座る方が
楽でした。
きっちり40分で店を出て歩き出しました。
5分も歩いていないと思います、後ろから「お遍路さん、お遍路さん」
と呼ぶ声が聞こえました。
振り返るとバイクに乗った女性が「これお接待です、頑張ってください」
とポカリをくれました。
こうしたことはよくありましたが・・・・・。
「さっき見かけたんですけど、姿が見えなくなって探してたんです」
うどん店には40分いました、その女性は40分以上私を探して
いてくれたことになります。
お接待で頂いたポカリは、ぬるくボトルには水滴がいっぱいついて
いました、バイクで前に行ったり戻ったり、そんなことを繰り返して
いてくれたのだと思うと、ありがたくて涙が出ました。
このお盆のような暑さではありませんでしたが、7月でしたので
バイクでも相当暑かったと思います、汗を拭きながら話して
いたのも覚えています。
見ず知らずの人間に飲み物を渡すために40分も探すだろうか、
自分なら先に行っていなければ戻って、それで見つからなければ
そこで諦めるように思います。
このお接待は一生忘れることはないと思います。
頂いた気持ちを誰に返すか、どこで返すか、まだ頂いた分の
10分の1も返せていないように思います。
当分はまっすぐに歩いていき眉山を回りこむ感じ・・・・・・、
と言われても初めての土地で理解できることではありません。
遍路道ではないので目印になるマークもなく、自分の地図と
もらった地図を見比べながらの歩き遍路でした。
そこそこ広い道路だったと思います、向こう側でうどん店の
暖簾を上げる店員の姿が目に入りました。
時計を見ると11時、4時間ほど歩いていましたし食べられる時に
食べる、遍路の鉄則に従いうどん店へ。
昼食は40分と決めていましたので、どうしても麺類が多くなり
この後も麺類には助けてもらいました。
1回目の遍路では・・・・・のうどんとうまいと思えるうどん、
そして前日にはこれまでで最高だと思った中華丼、焼山寺では
おにぎり、今日はここでうどん、食べることにはあまり執着が
ないほうですが食べないと体がもちません。
歩きも3日目で足はパンパン、それでも座敷に上がって座る方が
楽でした。
きっちり40分で店を出て歩き出しました。
5分も歩いていないと思います、後ろから「お遍路さん、お遍路さん」
と呼ぶ声が聞こえました。
振り返るとバイクに乗った女性が「これお接待です、頑張ってください」
とポカリをくれました。
こうしたことはよくありましたが・・・・・。
「さっき見かけたんですけど、姿が見えなくなって探してたんです」
うどん店には40分いました、その女性は40分以上私を探して
いてくれたことになります。
お接待で頂いたポカリは、ぬるくボトルには水滴がいっぱいついて
いました、バイクで前に行ったり戻ったり、そんなことを繰り返して
いてくれたのだと思うと、ありがたくて涙が出ました。
このお盆のような暑さではありませんでしたが、7月でしたので
バイクでも相当暑かったと思います、汗を拭きながら話して
いたのも覚えています。
見ず知らずの人間に飲み物を渡すために40分も探すだろうか、
自分なら先に行っていなければ戻って、それで見つからなければ
そこで諦めるように思います。
このお接待は一生忘れることはないと思います。
頂いた気持ちを誰に返すか、どこで返すか、まだ頂いた分の
10分の1も返せていないように思います。
Posted by いとう茂 at 13:58│Comments(0)