2020年10月21日

もう水曜日

10月も3分の2が過ぎて、あと10日で11月。
そして先週の水曜日からもう1週間が経っています。
先週はえこーにひきこもりの当事者親子が来てくれましたし、
日曜日も別のひきこもりの当事者親子が来て楽しくパステル画を
描いて帰りました。
そして今日は親の方だけですが、えこーで存分に話をして
2時間近くかけて帰っていきました。
この相談者は2月から開催した「ひきこもり講座」の前々日の
金曜日に、切羽詰まった声で電話をしてきました。
面談を急ごうと翌日の土曜日に面談をしましたが、
「こんなところがあって本当によかった」と喜ぶ声は、前日とは
別人のようだったのを記憶しています。

2時間がえこーの面談の基本ですが、あえて短くしようとか
長引かそうとは考えておらず、相談者の心の中のもって行き場の
ない苦しさや困りごとを吐き出して楽になるまで聞いて、
軽い気持ちで帰ってもらうように心がけています。
今日も2時間を過ぎてもまだ話が尽きないようなので、出すだけ
出してもらおうと対応しました。
行政の支援機関の面談時間は1時間が多いようなのですが、
これだと足りない相談者の方が多くいるのと、こちらの聞き手としての
能力不足かも知れませんが、時には脱線しても相談者の緊張が
ほぐれるようには努力しているつもりですので長引くのは覚悟
しています。
次の予約を入れて帰っていく相談者の足取りが軽く見えたのは
えこーのスタッフの共通した印象です。

夕方から夜にかけては和太鼓の練習でした。
3年前に開催した2回の講座の受講生の30名あまりのうち
現在も和太鼓を続けている人は6名、その中の一人から先週に、
新しい曲の楽譜が欲しいとリクエストがありましたので、今日は
楽譜を見ながら新しい曲のさわりだけを練習しました。
はっきり言って6名全員がマスターできるとは思っていません。
これまで練習してきた曲に比べると難しくなりますし、テンポも
速くなります。
以前からいるメンバーも一人で叩けと言われて、まともに
叩ける人が何人いるか・・・・・・。
それでも食いついていこうという意欲が見えました。
意欲だけでマスターできませんが、前向きな気持ちで和太鼓に
向かっている姿勢には拍手です。
基本練習に時間をかけていますので新曲に時間をかけて
いられないのと、持ち曲の通し練習の時間が少なく力を持て余す
練習になっていますが、これは将来にきっと花開くものだと
思っています。
えっ、その年になってどんな将来があるのかですって・・・・・・。

Posted by いとう茂 at 23:06│Comments(0)
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