2020年11月04日
思い出し遍路㊶
歩き遍路の36番青龍寺に向かう道中ですが、
1回目の歩きではなく3巡目に歩いた時の話です。
塚地峠の手前の東屋で男性3名と女性1名の歩き遍路に
追いついて休憩していることろから再開です。
4名とも初めての歩きのようで、トンネルを行くか峠を越えるかで
迷っているようでした。
1回目はトンネルを行きましたので今回は峠越えと決めていました。
そのことを話すと、男性はトンネルを行くと言い、女性は峠越えを
歩きたいということでグループだと思っていたのですが違うことが
分かりました。
女性は一人で峠を越えるのが不安なので一緒に歩いて欲しいと、
お願いをしてきました。
私も初めての峠越えでどんな様子かは知りませんが、一緒に
というよりは5メートルほど後ろから女性がついてくる峠越えが
始まりました。
歩いてみると思ったほどの上りもなく緩やかな坂はありますが、
アスファルトではなく土の道も多く、排気ガスが充満したトンネルを
歩くよりも気持ちのいい歩きになりました。
峠を越えて海沿いの道路に出ましたが、トンネルを行った男性たちの
姿は前後には見えません。
ここから1時間余りで今日の最後の札所である青龍寺です。
宇佐大橋を渡ってしばらく行くと旅館街があり、そのあたりを右手に
入って札所を目指します、ここまで来れば残りはわずかです。
青龍寺の本堂と大師堂は長い階段を上った先にありますが、納経所は
階段の下です。
お参りの後は国民宿舎に向かって山を上っていきたいので、その話を
女性にして先に納経を済ませました。
女性も同じように納経を済ませています、まだ、ついて来るの・・・・・。
それは思うだけで口にはできませんので、マイペースでお参りを済ませて
山を上って国民宿舎につながる道路に出ました。
チェックインを済ませて念願の露天風呂へ、貸し切りで広々した太平洋を
満喫しました。
貸し切りということは例の男性3人組よりも先に着いたようで、峠越えが
正解でした。
夕食も一人で窓際に座って、まずはビールで一人で乾杯。
次は焼酎、グラスよりもボトルの方が断然安い・・・・・。
1人で今夜中に飲んでしまうと明日は歩けない・・・・・、それでも値段に負けて
ボトルにしました。
これで明日はボトル分の荷物が増えます、部屋にお湯も持って帰って一人で
飲んでいましたが、疲れもありもう一度貸し切りの露天風呂に入って
早々に寝ました。
次の日の朝は須崎市の船に乗るので出発は9時過ぎで大丈夫です。
ロビーで時間を潰していると昨日の女性も3人組もいます。
どうやら国民宿舎の人に船の話を聞いたようで、この人たちのほかにも
男性が何人か残っています。
時間を見計らって一人で出発、青龍寺に通じる山道を下って昨日歩いた道を
戻り宇佐大橋を渡って船着き場へ行くと、すでに何人か来ていました。
一人離れて座って出航の時間を待っていましたが、乗船すると限られた
スペースですので話をしないわけにはいきません、一応、先輩遍路ですので
色々と質問をされます。
浦野内湾を市営の船で進むのは2度目、のんびりした時間が流れます。
横道の話はまだ続きます・・・・・次回に。
1回目の歩きではなく3巡目に歩いた時の話です。
塚地峠の手前の東屋で男性3名と女性1名の歩き遍路に
追いついて休憩していることろから再開です。
4名とも初めての歩きのようで、トンネルを行くか峠を越えるかで
迷っているようでした。
1回目はトンネルを行きましたので今回は峠越えと決めていました。
そのことを話すと、男性はトンネルを行くと言い、女性は峠越えを
歩きたいということでグループだと思っていたのですが違うことが
分かりました。
女性は一人で峠を越えるのが不安なので一緒に歩いて欲しいと、
お願いをしてきました。
私も初めての峠越えでどんな様子かは知りませんが、一緒に
というよりは5メートルほど後ろから女性がついてくる峠越えが
始まりました。
歩いてみると思ったほどの上りもなく緩やかな坂はありますが、
アスファルトではなく土の道も多く、排気ガスが充満したトンネルを
歩くよりも気持ちのいい歩きになりました。
峠を越えて海沿いの道路に出ましたが、トンネルを行った男性たちの
姿は前後には見えません。
ここから1時間余りで今日の最後の札所である青龍寺です。
宇佐大橋を渡ってしばらく行くと旅館街があり、そのあたりを右手に
入って札所を目指します、ここまで来れば残りはわずかです。
青龍寺の本堂と大師堂は長い階段を上った先にありますが、納経所は
階段の下です。
お参りの後は国民宿舎に向かって山を上っていきたいので、その話を
女性にして先に納経を済ませました。
女性も同じように納経を済ませています、まだ、ついて来るの・・・・・。
それは思うだけで口にはできませんので、マイペースでお参りを済ませて
山を上って国民宿舎につながる道路に出ました。
チェックインを済ませて念願の露天風呂へ、貸し切りで広々した太平洋を
満喫しました。
貸し切りということは例の男性3人組よりも先に着いたようで、峠越えが
正解でした。
夕食も一人で窓際に座って、まずはビールで一人で乾杯。
次は焼酎、グラスよりもボトルの方が断然安い・・・・・。
1人で今夜中に飲んでしまうと明日は歩けない・・・・・、それでも値段に負けて
ボトルにしました。
これで明日はボトル分の荷物が増えます、部屋にお湯も持って帰って一人で
飲んでいましたが、疲れもありもう一度貸し切りの露天風呂に入って
早々に寝ました。
次の日の朝は須崎市の船に乗るので出発は9時過ぎで大丈夫です。
ロビーで時間を潰していると昨日の女性も3人組もいます。
どうやら国民宿舎の人に船の話を聞いたようで、この人たちのほかにも
男性が何人か残っています。
時間を見計らって一人で出発、青龍寺に通じる山道を下って昨日歩いた道を
戻り宇佐大橋を渡って船着き場へ行くと、すでに何人か来ていました。
一人離れて座って出航の時間を待っていましたが、乗船すると限られた
スペースですので話をしないわけにはいきません、一応、先輩遍路ですので
色々と質問をされます。
浦野内湾を市営の船で進むのは2度目、のんびりした時間が流れます。
横道の話はまだ続きます・・・・・次回に。
Posted by いとう茂 at 15:50│Comments(0)