2020年11月01日

もう11月、今日は犬の日

カレンダーは今年も残り2枚になりました。
ついこの前まで暑い暑い、いつまでこの暑さが続くんだろう、
そんなことを口にしたり考えたりしていましたが、服装は
いつの間にかセーターやダウンを着る時期になっています。
11月1日は焼酎や泡盛の記念日になっているようですが、
ワン、ワン、ワンで犬の日でもあるようです。
うちの小さい犬も元気によく吠えています。
えこーや保護司会の仕事をしていると足元まで来て、
膝をカリカリ。
食べることと寝ることと吠えることと甘えること、小さい犬の主な
日常です、自分で散歩に出かけられるわけでもなく、買い物に
行けるわけでもありません。
これからは部屋にやってくる虫も減ってきて、刺激の少ない
生活ですが、早めに入れているファンヒーターの前でこちらの
動きをちらちら気にしながら気持ちよさそうに寝ています。

いつの間にか小さい犬を上の娘が我が家に押し付けてから
9年以上になります。
生まれたての犬も中年から初老の時期に入っているのでしょうか。
それだけこちらも年を重ねてきていることに気づかされます。
スーパーやホームセンターに買い物に行っても、ついつい
ペットフードのコーナーに足が向いて、小さい犬が喜びそうな
エサを買っている自分がいます。
人間なら今日はラーメン、明日は焼肉と食べたいものを食べる
ことができますが、ペットはそうはいきません。
与えられるものを食べるだけ、せっかく買ってきたエサを食べないと
犬を勝手者呼ばわりすることがありますが、勝手にエサを買って
それを食べないと勝手者は犬にとっては不本意なこと・・・・・です。

エサに気をとられてこちらが欲しかった物を買い忘れることも
1ち度や2度ではありません。
土曜日にブリーダーで子どもを産ませるために飼育されていた犬が、
子どもが産めなくなると保護犬として、一歩間違えば殺処分されて
いてもおかしくない扱いを受けているテレビの番組がありましたが、
経済活動の道具と割り切れる人の下で、生まれた犬が幸せなのか、
血統書がついていて、犬種が明確なら飼う人に深い愛情がわく
のだろうか・・・・・。
血統書も犬種もない雑種や保護されて殺処分を免れた犬にも
同じ命が宿っています、生まれるところや親を選べるのなら、
犬はどんな親を選んでどこで生まれるのが幸せなのだろう。

小さい世界でなく広い世界で考えるなら、米中の緊張が高まり
何かが起きるかもしれないという思いと、最近は大きな動きは
ありませんが、不気味な国も日本の近くにあります。
平和であることに慣れ切ったというか、それしか知らない我々
ですが、ペットどころではないという時期が来ない保証は
ありません。
次世代やその次のことはわかりませんが、今を生きている人間と
犬にとって、この不安定な平和の中で生を終えることが幸せ
なのかも知れない、そんなことも考えます。


Posted by いとう茂 at 13:07│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。