2020年12月12日
思い出し遍路52
伊予大洲から丸一日歩いてせいぜい40キロ余り、
それだけ歩いても44番の大宝寺までは残りは20キロほど、
それも難所と言われる峠越えがあります。
口で言うのは簡単ですが、普段から歩き中心の生活ではなく
車中心の生活をしている人間にとって、いきなり1日目に40キロ
歩いて次の日も35キロ、3日目も35キロ、これで体が悲鳴を
あげないはずがありません。
足の豆を潰して水を出しカットバンを張りますが、歩いていると
半日ではがれて豆の皮もズレて剥けてしまいます。
触ると痛いのですが皮が剥がれた痛みは、歩くのには不思議と
苦痛になりませんが、3日も歩くとその下にまた豆ができます。
なんでこんなことをしてるんやろう・・・・・・でもやめられない。
目印の場所まで迎えに来てもらい、朝は再びそこまで送ってもらい
2日目のスタートです、10キロ近く歩くと休憩しょうと決めていた
三嶋神社、ここから鵯田峠越えの遍路道で、2・3時間の
歩きだったと思いますが、難所と言われるほど厳しい遍路道では
なく、肩透かしの感がありましたが楽な方は大歓迎です。
44番の大宝寺はイチョウが一面に落ちて黄色いじゅうたんのような
写真を見てぜひ訪れたいと思っていましたが黄葉の時期ではなく
少し物足りない感でしたが、88の札所の半分、距離は半分以上
歩いています。
境内のベンチに座り休憩した後は、今日の宿泊場所の古岩谷荘まで
2時間の歩きで、チェックインを済ませてロビーに荷物を置いて
身軽になって3キロほど先の岩屋寺へ、身軽になったとはいえ
足腰への負担は大きく、トボトボしか歩けません。
岩屋寺へは幹線道路を右に曲がり川を渡って上りになります。
石の階段がどこまでも続く・・・・そんなことはないのですが、
木々の隙間からは階段しか見えません。
疲れた体には鵯田峠よりもずっと難所だったと思います。
この札所には岩場に大きな穴が掘られ、梯子がかかっていますので
そこまで登れますが、中には仏様が祀られています。
大きな岩がせり出し、その下に札所があります。
88の札所の中でも変わったところに建てられた札所で、
大きな地震が起きたら岩が壊れて本堂を押しつぶすのでは、
そんなことを思っていました。
お参りが終わると上ってきた階段を下ります。
それだけなら普通のことですが、荷物を置いてある古岩谷荘まで、
歩いて戻らなくてはいけません。
これも普通のことと言えばそれまでですが、来た道を戻るということは
歩き遍路は結構辛いと感じるもの、トボトボの足取りがさらに
重くなりながらも何とか宿泊所まで戻れました。
それだけ歩いても44番の大宝寺までは残りは20キロほど、
それも難所と言われる峠越えがあります。
口で言うのは簡単ですが、普段から歩き中心の生活ではなく
車中心の生活をしている人間にとって、いきなり1日目に40キロ
歩いて次の日も35キロ、3日目も35キロ、これで体が悲鳴を
あげないはずがありません。
足の豆を潰して水を出しカットバンを張りますが、歩いていると
半日ではがれて豆の皮もズレて剥けてしまいます。
触ると痛いのですが皮が剥がれた痛みは、歩くのには不思議と
苦痛になりませんが、3日も歩くとその下にまた豆ができます。
なんでこんなことをしてるんやろう・・・・・・でもやめられない。
目印の場所まで迎えに来てもらい、朝は再びそこまで送ってもらい
2日目のスタートです、10キロ近く歩くと休憩しょうと決めていた
三嶋神社、ここから鵯田峠越えの遍路道で、2・3時間の
歩きだったと思いますが、難所と言われるほど厳しい遍路道では
なく、肩透かしの感がありましたが楽な方は大歓迎です。
44番の大宝寺はイチョウが一面に落ちて黄色いじゅうたんのような
写真を見てぜひ訪れたいと思っていましたが黄葉の時期ではなく
少し物足りない感でしたが、88の札所の半分、距離は半分以上
歩いています。
境内のベンチに座り休憩した後は、今日の宿泊場所の古岩谷荘まで
2時間の歩きで、チェックインを済ませてロビーに荷物を置いて
身軽になって3キロほど先の岩屋寺へ、身軽になったとはいえ
足腰への負担は大きく、トボトボしか歩けません。
岩屋寺へは幹線道路を右に曲がり川を渡って上りになります。
石の階段がどこまでも続く・・・・そんなことはないのですが、
木々の隙間からは階段しか見えません。
疲れた体には鵯田峠よりもずっと難所だったと思います。
この札所には岩場に大きな穴が掘られ、梯子がかかっていますので
そこまで登れますが、中には仏様が祀られています。
大きな岩がせり出し、その下に札所があります。
88の札所の中でも変わったところに建てられた札所で、
大きな地震が起きたら岩が壊れて本堂を押しつぶすのでは、
そんなことを思っていました。
お参りが終わると上ってきた階段を下ります。
それだけなら普通のことですが、荷物を置いてある古岩谷荘まで、
歩いて戻らなくてはいけません。
これも普通のことと言えばそれまでですが、来た道を戻るということは
歩き遍路は結構辛いと感じるもの、トボトボの足取りがさらに
重くなりながらも何とか宿泊所まで戻れました。
Posted by いとう茂 at 23:51│Comments(0)