2021年07月18日

思い出し遍路84

四国遍路が88番まで行かずにちょっとご無沙汰、
お大師さんがお呼びになっていないようです。
納経帳は大小あわせて4冊、B5の納経帳を現在は使用していますが、
1番の霊山寺と75番の善通寺以外は御朱印の重ね印が2つと3つの
札所があります。
3つの御朱印がある札所は4回参拝している札所で、2つは3回の参拝。
現在は4巡目の途中で長期の休憩中です。

夏場の歩きは辛いものですが、知り合いの会社は今年の盆休みが
9日間と言っていました。
前泊で四国入りして、休みの初日の早朝からフルで歩いて300キロ
くらいは歩けそうです。
途中で熱中症になったり足の故障も考えられますので、少なく
見積もって8掛けの240キロの歩行なら、残っている徳島の27番
神峯寺から高知の宿毛まで歩けるかもしれません。

それでもまだ、一番遠い宿毛から愛媛県の久万高原、今治から
香川の観音寺を通って、善通寺の手前の74番の甲山寺までと
88番の大窪寺が残ります。
札所の数は4巡目も残っている数の方が少ないのですが、
飛び飛びで距離も結構あります。
残っている札所は、1巡目に歩いて回った時に、歩いても歩いても
着かなかった印象があるところが多く、札所に着いても出発する時に
先のことを考えて、ため息交じりの歩行になりそうです。
何も知らずに地図だけ見て歩いた1巡目は、そんなこともなかった
のですが、一度でもコースを歩いて苦しさを知っているということは
それだけで気持ちにマイナス面が出てしまいます。

それも修行、そこでめげずに1歩1歩の積み重ねができてこその
四国遍路かも知れません。
どう回るか、どんな手段で回るか、どれだけの時間で回るか、
そんなルールはありません。
自分が遍路を通して何を感じ、どんな達成感を得るかが大切な
ことかも知れません。

Posted by いとう茂 at 14:45│Comments(0)
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