2022年02月20日

いきなり電話で・・・勧誘かな

運転中に携帯がブルブル、通話はできませんので運転続行。
家の駐車場で携帯を見ると登録していない番号からでした。
ひきこもりか不登校の相談かと思い、掛け直してみると男性が出て
柔らかい口調で話し始めました。
内容は、宗教の話でした。
宗派は書きませんが、自分が信仰している宗教がどれだけ素晴らしいか、
結果からではなく予知、予言が当たっていることも話していましたし、
自分が信仰を始めて仕事も順調で体の具合もよくなったことも話していました。。
宗教にはそれなりに関心がありますので、黙って聞いていると、
そのうち他の宗教の批判が始まり、ベルトコンベアで信徒からお金を
巻き上げているとか、他の宗教は偽物と言った言葉が出てきて、
その話ばかり続きましたので、申し訳ありませんが・・・と電話を切りました。

そう言えばこの宗派の話は四国でも聞きました。
歩いていると急に車が横に止まり、男女二人が下りてきていきなり自分たちが
信じる宗教が素晴らしい話が始まり、弘法大師の悪口三昧、
すぐに遍路をやめて帰るように言われたり、4・500mは一緒に歩いたでしょうか。
信教の自由は憲法でも定められていますし、
宗教を個人に選択させないやり方は認められません。

予知とか予言が当たることよりも自分が抱えている重いものがなくなるとか、
軽くなる、それを望んでいるように思います。
弱い生き物だから人間は何かに頼り、何かを信じるように思います。
いきなり電話で、お前を支えているつっかえ棒は信用できないまがい物だと
言われても、はいそうですかと受け入れることはできません。
しかし、世の中にはこうした説明で感化されてしまう人もいるのだと思います。
仕事もうまく回り出し、体も見違えるように元気になった、
それはそれでいいことだと思いますが、
せめて家族くらいで話は止めておいてもらいたい・・・・。

物腰の柔らかい話口調と、滑らかな弁舌・・・・。
「巧言令色鮮し仁」、私は孔子のこの言葉の方を信用したいと思いました。

Posted by いとう茂 at 11:13│Comments(0)
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