2022年11月28日

30回目のひきこもり、不登校親の会が終わりました

令和2年6月から始めた、ひきこもり、不登校親の会「えこちゃんステーション」の
30回目が終わりました。
今回から新しい家族が2組増えましたが、欠席者もあり7組の家族の参加でした。
体調が悪くて休んでいた相談者もいましたが、近況報告が長くなりました。
ルールでは1家族10分以内と決めていますが、
近況報告の後にえこーからの助言が入りますので、7家族で3時間ほど要しました。
スタッフ会議でも近況報告の時間を短縮できないか、議論がありました。
スタッフが分かれて2テーブルで同時進行なら短縮が可能ということで、
次回からその方法になるかもしれません。
ただ、全員がそれぞれの家族の近況を共有できないという課題が残ります。
それについては2テーブルの報告が終わった後に、
スタッフの方からテーブルごとの報告をするという方法にして、
課題をなくしたいと考えています。
新しい相談者も苦しい胸の内を話してくれました、
他の相談者からは「うちも同じやわ」「昔、うちもそうやったんや、苦しいなぁ」と
同調といたわりの言葉が入ります。
この言葉で「自分の所だけとは違ったんや」と救われる相談者は多いと思います。
そして、この言葉で胸の奥につかえている苦しい思いが次々に出てきます。
誰かに話すことで気持ちが楽になる、そのことで親が元気を取り戻します。
1回だけでは分かりませんが、新しい参加者も2回3回と回数を重ねるごとに、
雰囲気にも慣れて居心地のいい場所になると信じています。
新しい参加者の1組は、8月に発行した広報紙と一緒に各市民センターに配布した、
家族会のチラシをずっと持っていたと言います。
電話しなくては、そう思いながらも決心がつかずにいたが、
ここにきて自分が潰れると感じて連絡がありました。
家族会への参加の条件はえこーでの面談が必要ですので、
午前中に面談をして午後から家族会というハードなスケジュールでした。
えこーにつながり、ここから進んで行く道を一緒に探していきます。
えこーに相談に行ってよかった、
そんな気持ちになってもらえるように寄り添いが始まります。

Posted by いとう茂 at 15:34│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。