2023年05月09日

四国遍路の報告がありました

歩き遍路2回目の人が四国に行ってきた報告に来てくれました。
「歩きのプラン見てもらって正解でしたわ」
開口一番の言葉です。
前泊を勧めましたが、高速バスの予約がいっぱいで朝一番で京都駅から
徳島行きのバスに乗り、徳島駅前のビジネスホテルにリュックを置かせてもらって、
お参りセットだけを持って歩いたので1日目がすごく楽だったということでした。
リュックは6~8キロが標準で、
それほど重く感じませんが1日背負って歩くと疲労も大きくなります。
1日目の終わりの立江寺から20番の鶴林寺、21番の太龍寺まで、
距離はそれほどありませんが、札所まではどちらも上りで、体力を消耗します。
余力をもって民宿に入り、夕食を完食して夜もぐっすり眠れたそうです。
3日目は太龍寺の近くの民宿から22番の平等寺までは遍路道を歩き、
23番の薬王寺に向かったのですが、道を間違えて時間を要したということでした。
何でも前に3人連れの歩き遍路がいて、その後をついて行ったら
道がなくなっていたということで、5人で来た道を戻って地図を再確認したが分からず、
最後は民家に入って道を尋ねたということでした。
分からない時は地元の人に尋ねるのが一番の早道です。
平等寺から薬王寺まで国道55号に出てからは、アップダウンの道が続きます。
天気が良すぎて暑くて大変だったそうで、自販機を探して歩いていたということでした。
大津なら自販機もコンビニもすぐに見つかりますが、四国はそうはいきません、
四国をなめるとひどい目に遭います。
それでも2回目の遍路なのに応用がきくなぁと感じたことは、
3日目の薬王寺が終わって日和佐の近くに泊らず、
JR で15キロほど先の牟岐まで移動して海の近くの民宿に泊まり、
最終日は荷物を民宿に置かせてもらって、始発で日和佐に戻って民宿まで歩いて
昼過ぎに牟岐から徳島までJRで帰ってきて、
高速バスの時間までゆとりを持って徳島駅付近の散策・・・・
何もありませんが・・・だったそうです。
次回はお盆になるとのことでしたが、
暑い時期に室戸を目指して日陰のない道を歩くのは大変ですよ、
とアドバイスをしましたが・・・きっとお盆に3回目のお遍路だと思います。
次回もプランができたら見て欲しいということでした。
人のお遍路プランを見るのはいいのですが・・・私も歩きたい。

Posted by いとう茂 at 15:38│Comments(0)
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