2024年01月15日

京都に行ってきました

えこーが制作している「子の心親知らず 親の心子知らず」の冊子が年末に完成しましたので、東山区にあるシオンの家に持っていってきました。
このシオンの家は2000年から、ひきこもりの家族の会を開設され、えこーが家族会を作る時にも力を貸してもらいました。
大津市にはえこーしか家族会を運営していませんが、京都市内には他にもいくつか家族会を運営している団体があり、参加する方も選択肢があります。
副代表のお宅を開放して、家族会だけではなく居場所として、当事者や家族が集まることもあります。
行政の施策も大津市よりも多いのが現状で、より行政の支援機関とつながりやすい状況です。
2年ぶりの訪問でしたが、暖かく迎えていただき居心地のいい場所です。
出来上がった冊子と広報紙を手渡して、情報の交換をしましたが、面談が入っていましたので、相談者を待たせての情報交換になり、相談者には悪いことをしました。
えこーでも実施している相談者宅を訪問する「出前えこー」ですが、京都でも実施されていて、いくらかの補助金が出るということでした。
しかし、当事者が支援機関とつながると、そこで補助金が出なくなり訪問も終了ということで、これからというところで行政に移行するシステムには納得がいかないようでした。
民間のひきこもりや不登校の支援機関が意見交換をする場が、県域を越えてあればいいのに・・・・・。
ボランティアで手いっぱいの状況ですが、同じ目的を持った団体が横の連携をすることで、苦しんでいる当事者や家族により身近に寄り添うことができると考えます。
水が淀むと流れずに腐ってしまうように、一つの団体だけで進んでいくと、いずれ行き詰まるように思います。
市町村と県のつながりは重要ですが、都道府県同士のつながりも重要なことです。

Posted by いとう茂 at 13:52│Comments(0)
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