2024年05月20日

万歩計

四国遍路の札所をめぐる万歩計がまた1周しました。
10周以上は表示されず、1から始まりますので13周目か23周目かはわかりません。
以前は週に50キロ歩いていましたが、最近は7割程度に落ちていますのでペースがゆっくりになっています。
自分がどのあたりを歩いているのか万歩計で確認しながら、現地の風景を思い出しています。
今は、5番地蔵寺から6番安楽寺の間です。
安楽寺の宿坊には2回泊まりました、天然温泉がある宿坊で、食事は大きな食堂で宿泊客が大勢共に食事をします。
「どちらからお越しですか」
「お遍路は初めてですか」
「明日はどこに宿泊ですか」
そんな会話があちこちでされています、歩きと車の遍路が同じ宿坊に泊まりますので、一期一会の夕食になります。
朝食は歩き組が早く車組は少し遅れてになります。
歩き組も同じ時刻に出発しても、歩くペースが違いますので30分もすればバラバラになります。
男女を問わず見知らぬ人にでもついていこうという遍路もいますが、私はこれが苦手でした。
黙って歩いていると、聞きもしないのに自分のことを話す人、それがどうしたといったことを聞く人もあり、面倒くさくて適当に休んだりペースを上げて歩いていました。
男だからまだ少ないのですが、女性の一人歩きやグループ遍路にはいい年をした男たちが近寄り、しきりに話しかける風景も何度か見ました。
始まりの徳島は遍路も多いので、近寄った女性に相手にされなくても季節が良ければ、近寄る女性は次から次とやってきます。
万歩計は本日の歩行距離と次の札所までの距離が表示されますが、歩いて回ったことがない人には熊谷寺から法輪寺と表示されてもピンとこないと思うのですが・・・・。
そういえば、以前は大型家電スーパーで見かけましたが、最近は見ないように思います。
そもそもお遍路自体がマイナーですから仕方ないのですが、マイナーだからこそ自分だけの楽しみになります。

Posted by いとう茂 at 21:38│Comments(0)
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