2024年07月31日

7月のえこステ

ひきこもり、不登校家族の居場所のえこステを7月28日に開催しました。
節目となる50回でしたが参加者は4組とやや少ないものでした。
他の会と違い、えこステの場合は参加者が少ない方が、ある意味嬉しいことです。
えこステに来て吐き出さなくても、家族が落ち着いている、これは当事者が安定している効果です。
当事者が荒れていると家族の心も不安定になり、えこステも参加者が増えます。
今回はえこーの次号の広報紙の特集記事のために時間を取りました。
大津市で初めてとなる家族の会も5年目に入り、さらなる高みを目指すための企画です。
えこーが意見を聞いて代弁するよりも、参加家族の生の声を発信したいと考えました。
質問項目は5項目ですが、詳しい内容は広報紙をご覧いただけたらと考えています。
進行はこちらが質問項目を提示して、それについて参加者に自由に話してもらうという形式で、結論や着地点は考えていませんでした。
そのために、今後のえこステに望むことという項目では、参加者から運動がしたいという話が出て、そこから四国遍路の話まで行きました。
えこステの家族と四国遍路をするのは私の夢で、いきなり実現かと思ったのですが、歩く距離は1日15キロ以下ということで、もう少し距離が伸ばせるように定期的に練習が必要になります。
区切りで歩いて琵琶湖1周はどうかという話も出ました、これは琵琶湖の西側はJRが走っていますので、1日15キロでも回数を重ねれば可能ですが、東側の攻略が難しくしっかりコースを考えなくてはいけません。
こうした話は記事になりませんが、参加者の気持ちがずいぶん軽くなっていることを感じました。
以前なら子どものことだけで頭がいっぱいで、気持ちが外に向かいませんでしたが、今は楽しむゆとりが出てきました。
このゆとりが子どもにもいい影響を与えていることは確かだと思います。
これから大変なテープ起こしがありますが、生の声をたくさん届けられそうです。

Posted by いとう茂 at 21:20│Comments(0)
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