2012年03月19日

惻隠の情 伝わったかな…?

討 論

惻隠の代表として、議案第1号
平成24年度大津市一般会計予算の
委員長報告について、賛成の立場から
討論いたします。

越市長におかれましては、1月25日の
就任以来、まさにスピード感を持って、
今2月議会に予算案の上程をいただきました
ことに、まず、敬意を表したいと思います。

しかし、チェンジを標榜し、
市というのは市長が代われば大きく変わるので、
大津市を変えたい、とのご自身の発言とは裏腹に、
提出された予算は、骨格予算で、
自分の色を最初から出していくという熱い思いと、
かけ離れたものでした。

また、本来なら議員側から出されるべき、とも考えられる
質問である、市の中に無駄があるので見直していく、
との越市長の発言について真意をお尋ねした際、
包括外部監査の報告書からも、まだまだ事業の
見直しや事務の効率化が図れる余地があるのではないかと
考えている。
との回答をいただきましたが、外部監査との意見調整や
過去の報告書の精査、熟読が不十分だったのか、
予算説明の折にも、そのことには一言も触れられませんでした。

ともあれ、大津市の予算は、その時々の市長の思いが
必ずしも優先されるべきものではなく、
市民のために、より公平に効率よく配分される
べきものであると考えます。

そうした視点に立って24年度予算を見たとき、
市民生活の安定、向上を願い
第1線で市民のために働く職員の思いが
しっかり伝わってくるものであります。

また、居直り、開き直りとも取れると報道された
「就任して1か月で検討できることは非常に少ない」
との越市長の発言は、正直で、
ある種、私には謙虚にさえ映りました。

以下、惻隠の情をもって申し上げます。
越直美市長におかれましては、
今後も女性ならでは、若さならではの良さを生かして、
引き続き、負けん気を秘めた前向きさと、
謙虚な姿勢を堅持され、
含蓄のある発言を心掛けいただき、
より元気な大津市の創造に向かい、
歩を進めていただけることを期待し、
賛成の討論とします。

Posted by いとう茂 at 20:12│Comments(0)
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