2012年06月18日

午前も午後も

午前中は、議場で予算決算常任委員会があり、
午後からは、教育厚生常任委員会です。

6月議会もいよいよ大詰め、22日まで残り
今日を入れて5日となりました。
あと、特別委員会が終わると最終日に
なります。

この前、一般質問は任期中あと11回と
書きましたが、考えてみると明日の命さえ
誰も保証されていません。

今、この時の連続です、夕べ久しぶりに
小さい蛾が飛んでいました。
相変わらず、小さい犬は飛びついていましたが、
蛾にとって、たぶん来年はないでしょう。

今年、いえ今見るものが蛾の一生ですべてです。
小さい犬も、私も、蛾には来年はもう見ることはできません。
そう思うと、私も来年は、この小さい蛾を
見られないわけです。
そんなことを思うと目の前にある事柄に、
全力勝負しなければと痛感します。

会者定離。
そこにどんな感情があろうと関係なく、時間の
流れはすべてを飲み込んでいきます。

飲み込まれる方にも覚悟は必要でしょう。
私は、何を遺せるのでしょう。
それは私自身が決めることもあるし、
遺したくなくても残るものもあれば、
遺したくても残せないものもあります。
結局、あるがままを受け入れて生きるしかないのかも知れません。
その自覚だけでも持ちたいと願います。
あるがままを受け入れるのも自分の意志だと…。

そう考えると人間のなんと小さいことか、
手あかにまみれても、これが自分ですと言える
人生を生き切ることは結構難しいと思います。

いい人だったと思われるのも悪くないけど、
そういえば、そんなやつもおったなぁ。
それくらいの方がいいのかも知れません。

そんな、不安定な人間たちが24年度の補正予算を
審議をしているのです。
小さい蛾も1か月以上いるとそれなりに
感情移入してしまいます。

1日でも長生きしろよと、自分のことも忘れて
そんなことを思います。
ひるがえって、周囲を見る時、病人や高齢者には
そういった感情を持ちますが、議会で出会う議員や職員の人たちに
そういった感情を持ってなかった自分に気付かされます。

周囲に感謝が足りない自分がいます。
生かされて今あることを時々小さい蛾は気付かせてくれます。

さあ、1時からは常任委員会です。
一燈照隅の精神で・・・・。


Posted by いとう茂 at 12:36│Comments(0)
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