2012年08月11日
教育委員会8月定例会
8月9日に教育委員会の8月定例会が開催されました。
議案に入る前に教育委員長から一人ずつ、
市内中学校で起きた転落死といじめについて、
5人の教育委員の心のうちを話す時間を
持たれました。
以下は、その中の一人のコメントです。
定例会は公開のため、多くの市民の傍聴を予想し、
抽選も考慮して傍聴券の用意もされましたが、
予想に反して市民の参加は少なく、議員も
私を含めて1期生4人の傍聴でした。
ただ、マスコミの取材は多く、テレビカメラ7・8台と
記者とカメラマン合わせて約30名が詰めかけました。
昨年10月に自ら命を亡くされた、生徒さんのご冥福を
心からお祈りいたします。
そして、ご遺族の方には心よりお悔やみ申し上げます。
かけがえのない命が失われたことを思いますと、
本当に心が痛みます。
なぜこのような悲しく辛いことが起こってしまったのか、
どうして防ぐことができなかったのか、
と、重く、重く受け止めております。
そして、この生徒さんに対するいじめがあったこと、
いじめを見つけられなかったということでは、
大変申し訳なく、そして残念でなりません。
本当に申し訳ございませんでした。
また、今回のいじめの調査には不十分な部分がありました。
そのことでさらに、ご遺族の方、生徒の皆さん、
保護者の皆さん、地域の皆さんはじめ本当に多くの方々に、
ご不安やご心配、ご迷惑をおかけしたことにつきましても
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
大きな責任を感じております。
心からお詫び申し上げたいと思います。
教育委員として、私自身もっと何をすべきだったのか、
どうできたのかをずっと自問自答しておりますけれど、
やはり組織として、冷静に真摯に反省をし、
検証していかなければと思っています。
いじめの問題につきましては、いじめが小さな芽のうちに
何とか見つけ出し、家庭と連携を十分に取り、
地域の協力とか〇〇にいただいて、
いじめの解消、解決につなげていかなければと
常に、ずっと思ってまいりました。
なぜ、いじめが見つけられなかったかが
本当に重く、大きな問題ととらえています。
このことを教育委員会自らが真摯に反省し、
しっかりと問題点を洗い出して、明らかにし、
こうしたいじめが、二度とされないよう
全力で対策を講じ、子どもたちが学校で安心して
学べるよう、二度とこのような辛く悲しいことが
起こらないよう、取り組んでいかなければ
と思っております。
失われた生徒さんの命が、戻ってこないということを
思うと本当に辛いのですけれど、また、多感な時期に、
こうした辛い体験をしてしまった、子どもさんたち
皆さんの心が、という風に考えると、それも心配でなりません。
何んとしてでも二学期から、落ち着いて学習に励んでもらいたい、
ということを心底願っております。
子どもたちの心のケアには全力で取り組んでいきたいと思いますし、
子どもたちを静かに見守ってやっていただきたい、こうも思います。
いじめを二度と起こさないために、今回のことから
子どもたちとどう向き合い、そして、人間関係作りの力を
どう育てて、どう学ばせていくのか、また不幸にもいじめが起こって
しまったら、早期に傷が小さいうちに、
どう接して適切に対処していくのかは、ご家庭や地域の
皆様の力も借りて、私たち教育に携わる者として、
絶えず感覚を敏感にして、心して、肝に銘じて、
取り組みも、こうやっていかなければと、言う風に改めて
強く思っております。
今思っていることで、これからやっていきたいと思います。
議案に入る前に教育委員長から一人ずつ、
市内中学校で起きた転落死といじめについて、
5人の教育委員の心のうちを話す時間を
持たれました。
以下は、その中の一人のコメントです。
定例会は公開のため、多くの市民の傍聴を予想し、
抽選も考慮して傍聴券の用意もされましたが、
予想に反して市民の参加は少なく、議員も
私を含めて1期生4人の傍聴でした。
ただ、マスコミの取材は多く、テレビカメラ7・8台と
記者とカメラマン合わせて約30名が詰めかけました。
昨年10月に自ら命を亡くされた、生徒さんのご冥福を
心からお祈りいたします。
そして、ご遺族の方には心よりお悔やみ申し上げます。
かけがえのない命が失われたことを思いますと、
本当に心が痛みます。
なぜこのような悲しく辛いことが起こってしまったのか、
どうして防ぐことができなかったのか、
と、重く、重く受け止めております。
そして、この生徒さんに対するいじめがあったこと、
いじめを見つけられなかったということでは、
大変申し訳なく、そして残念でなりません。
本当に申し訳ございませんでした。
また、今回のいじめの調査には不十分な部分がありました。
そのことでさらに、ご遺族の方、生徒の皆さん、
保護者の皆さん、地域の皆さんはじめ本当に多くの方々に、
ご不安やご心配、ご迷惑をおかけしたことにつきましても
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
大きな責任を感じております。
心からお詫び申し上げたいと思います。
教育委員として、私自身もっと何をすべきだったのか、
どうできたのかをずっと自問自答しておりますけれど、
やはり組織として、冷静に真摯に反省をし、
検証していかなければと思っています。
いじめの問題につきましては、いじめが小さな芽のうちに
何とか見つけ出し、家庭と連携を十分に取り、
地域の協力とか〇〇にいただいて、
いじめの解消、解決につなげていかなければと
常に、ずっと思ってまいりました。
なぜ、いじめが見つけられなかったかが
本当に重く、大きな問題ととらえています。
このことを教育委員会自らが真摯に反省し、
しっかりと問題点を洗い出して、明らかにし、
こうしたいじめが、二度とされないよう
全力で対策を講じ、子どもたちが学校で安心して
学べるよう、二度とこのような辛く悲しいことが
起こらないよう、取り組んでいかなければ
と思っております。
失われた生徒さんの命が、戻ってこないということを
思うと本当に辛いのですけれど、また、多感な時期に、
こうした辛い体験をしてしまった、子どもさんたち
皆さんの心が、という風に考えると、それも心配でなりません。
何んとしてでも二学期から、落ち着いて学習に励んでもらいたい、
ということを心底願っております。
子どもたちの心のケアには全力で取り組んでいきたいと思いますし、
子どもたちを静かに見守ってやっていただきたい、こうも思います。
いじめを二度と起こさないために、今回のことから
子どもたちとどう向き合い、そして、人間関係作りの力を
どう育てて、どう学ばせていくのか、また不幸にもいじめが起こって
しまったら、早期に傷が小さいうちに、
どう接して適切に対処していくのかは、ご家庭や地域の
皆様の力も借りて、私たち教育に携わる者として、
絶えず感覚を敏感にして、心して、肝に銘じて、
取り組みも、こうやっていかなければと、言う風に改めて
強く思っております。
今思っていることで、これからやっていきたいと思います。
Posted by いとう茂 at 16:37│Comments(0)