2012年08月12日

イソップ物語より①

ねずみのそうだん

「このごろ、まいばんのように、なかまがねこに たべられる。
どうすれば いいのかな」

あるばん、ねずみたちが そうだんを はじめました。

あるねずみがいいました「あるとも。いい かんがえが あるぞ。 ねこの くびに、すずを つけることだ。」

「なるほど そう すれば、ちりんちりんと すずがなって、ねこの きたことが すぐにわかるもの。」

「それは、うまい かんがえだ。」

ねずみたちは おおよろこびで、さんせいしました。

すずもちゃんと よういを しました。

これさえ、ねこの くびに つければ、もう しんぱいは ありません。

ところが こまりました。

いったいだれが、おそろしい ねこのくびに すずをつけるのでしょう。

「あぁ、こわい。ぼくはごめんだ。」

「わたしもいやよ。」

これではいいかんがえも、なんにもなりません。


ここから導き出される教訓は多いと思います。
たとえば、組織や団体にに不平不満を持っている人は
多いと思います。
何人か集まれば陰でコソコソ・・・・。
でも、いざ役員会ではシーン。

でも、誰かが始めないと何も始まらない。
でも誰もが誰かになろうとしない、現実。
2チャンネルではあんなに活発なのに・・・・。

そんな世の中だから余計、匿名で言いたい放題が
認知される。
表現の自由だとかなんとか、
もっとも私のこれも表現の自由なんだが。

日本人に番号を付ける前に、隠すことのできない名前を
つける法案を国会で作ってほしい

ネット炎上なんて喜んでいるけど、あれは放火だよ。


Posted by いとう茂 at 11:49│Comments(0)
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