2012年12月30日
遅くなりました、12月議会一般質問
今年も押し詰まってきました。
ようやく12月議会の一般質問と回答が完成しました。
何回かに分けてアップします。
少し長くなりますが、暇な時にお読みいただければ
ありがたいです。
行政の答弁は一般の方には分かり辛い所も
あると思います。
もう少しわかりやすい答弁を心掛けていただければ…。
おはようございます それでは通告に従いまして 一問一答方式にて質問をいたします。
大津市総合計画 第3期実行計画の中での 観光についてお訊ねします。
大津市の観光交流基本計画では、冒頭に 観光に求められるニーズや観光形態の変化を受けて 観光振興施策・事業の対象となる人を、従来からの観光客に加え 市内外からの観光目的以外の様々な目的で訪れる人々へも 拡大していこうと考えているため 観光客を来訪者として表現します と、明記されています。
そうした視点で 第3期実行計画の52施策を見たとき そのほとんどが観光と何らかの係わりがあると考えられます。
ここでお訊ねします。
大津市の観光は観光交流という視点で 観光客を来訪者と位置づけ、即ち、従来の他都市から大津市を訪れる観光客だけではなく 市内に住む市民が施設の利用 イベントへの参加を通しての交流も含めて 来訪者という理解でよいものか伺います。
回答
大津市観光交流基本計画におきましては、従来からの観光客に加え、市内外からの観光目的以外で訪れる人々への拡大という趣旨から観光客を来訪者と表現しております。
観光ニーズ、旅行形態が変化し多様な地域資源や人との交流を楽しむという視点に立ち、市民も来訪者と位置付けています。
次の質問に移ります。
第3期実行計画の中で びわ湖大津館はどのような位置づけになっているのかお訊ねします。
回答
びわ湖大津館は大津市にとって、貴重な歴史文化資産であるとともに、びわ湖に面する柳が崎湖畔公園の一角にあり、気軽に水と親しむことができる都市公園内の施設として多くの市民や来訪者が魅力や愛着を感じていただけることができる貴重な資源であることから、第3期実行計画においても水や緑を生かした、憩いの空間あふれるまちづくりの施設に位置付ける予定です。
次の質問に移ります。
びわこの眺望を楽しんでいただき 再度の来津につなげるために、びわ湖大津館、浜大津港をはじめとする 飲食、宿泊を含む観光施設へ来訪者を導く ルートの案内状況について伺います。
回答
現在、JR大津駅や堅田駅、京阪石山駅の観光案内所や京阪三条駅に設置した観光案内所において、浜大津周辺やびわ湖大津館の観光パンフレットを配置し、観光案内に活用しています。また、案内に際しましては、びわ湖の眺望や食事、ウォーキング等、来訪される方の好みや滞在可能時間を伺ったうえで、適切なコースを組み立てご案内をしており、ご希望に応じた案内をする中で、時間に余裕のある方には、びわ湖大津館へも、お立ち寄りいただけるようご紹介に努めています。
再質問
昨年、他都市から大津市に行政視察に見えました議員の団体数は55、議員は504人でした。職員の視察人数も把握されていると思いますが、そういう方も来訪者として位置づけできると思います。
大津市においては、こうした行政視察に見える方への観光への働きかけを伺います。
回答
行政視察も重要な来訪者と考え、これまでも、行政視察には観光等のパンフレットの配布も実施し、希望があれば詳細な説明も行っています。今後、さらにびわ湖大津館のみならず世界遺産である延暦寺等も含めて回遊ルート等の説明に努めます。
次の質問に移ります。
観光の特命プロジェクトでは 関係課の課長レベルで観光振興について会議が開催され 活発な意見交換があったと12月3日の 議会開会日に越市長から報告がありました。
開会日には公営企業管理者の報告と 監査委員の選任の議案もありましたが 越市長は、このお二人については 民間の視点という言葉を使い紹介をされました。
それでは、何故 特命プロジェクトでは 民間の視点を取り入れずに市役所内部の会議で 眺望を活かした観光振興、湖上観光の充実、志賀地域の地域資源を生かした観光振興 大津港周辺のにぎわいの創出を 取組むべき事業と決定されたのでしょう。大津市の観光交流基本計画では 市民、事業者、団体、行政の4者が連携・協働により 地域活性化計画の策定と課題整理 取り組みの基本方針と目標 及び4者の役割分担を進めていくと 明記されていますが、 特命プロジェクトと 4者連携・協働との整合性を伺います。
回答
平成21年に策定した大津市観光交流基本計画は、市民、事業者、団体との連携、協働を基本としています。
また、本市では平成18年に策定した大津市総合計画のまちづくりの姿勢や平成23年に施行した大津市の結の湖都協働のまちづくり推進条例により観光分野にかかわらず市政全般において、市民・市民団体・事業者及び市の協働によるまちづくりをその事業の中で推進しています。
このような背景の中で各部局が持ち寄ったさまざまな事業を特命プロジェクトの取り組むべき事業として4つに取りまとめたものです。
持ち寄ったものが、平素の事業を通した協働のまちづくりの実践の中から生まれたものであり、それを効果的に結び付けることによって大きな成果となるよう取りまとめを行ったものです。
今後の実施評価及び改善の過程においても当然、市民、事業者、団体そして市の4者が連携、協働して進めていくものであると認識しています。
再質問
課長レベルの会議で4本の柱が出てきて、これを取組むべき事業と決めた。今後、市民、事業者、団体から4本以外の柱が出た場合にはプロジェクトの中で考え変更があるのか、3者の意見を重視して観光施策に生かしていくのかお尋ねします。
回答
特命プロジェクトにおける3者の意見の取り扱いについて、現段階においては市民、事業者、団体の皆さんはメンバーに入っておりません。大きく二つの理由があります。
今回の特命プロジェクトは市役所内での協働による部局的な横断対応による特に重要かつ緊急対応を必要とする課題について、円滑な推進を図るために設置している。
二つ目は、平素の事業を通して共同で行えばより効果的なものについて、実施に心掛けているという原点に立ち返ってすでに反映されていると考えている。
ただ、そういった手続きが必要という機会があれば、当然ながら市民、事業者、団体との意見交換をどのような形で行うかも含めて検討していきます。
再々質問
今の答弁では、基本的には行政が立てた計画を推進していく、その中で必要があれば市民の声を聴くというトップダウンであると考えるが、そうではないという理由を尋ねます。
回答
必要があれば市民の声を聴きながら推進していくと考えている。
次の質問に移ります。
冒頭で第3期実行計画の 52の施策と観光は何かしら 関連があると申しましたが 視点を変えて52の施策を見たとき その一つ一つが生涯学習のテーマになりうるものです。
市長が提唱、推進されている 行財政改革ですが その事で生涯学習フェスティバルや 大津っ子まつりまでも中止になる可能性が高いと聞いています。
このことについて大津市の見解を伺います。
回答
本市においては、総合計画に掲げる施策や事務事業の目的、目標を明確にするとともに、実施により得られる成果を客観的に評価し見直し、改善を行うための仕組みとして行政評価に取り組んでいるところです。
生涯フェスティバルや大津っ子まつりについては、本年度の二役による事務事業評価2次評価の対象事業の一つとしてヒアリングを実施し施策を構成する事務事業としての妥当性や有効性、効率性等の協議を行った、その結果、生涯学習フェスティバルや大津っ子まつりについては、今後、関係団体とともにこれまでの事業の成果や課題等の検証を行い事業の在り方や行政のかかわり方について協議していく必要があると判断しました。
再質問
実施している成果を客観的に評価し、今後、協議していくということだが、その結論が出るのはいつの時期になるのか伺います。
回答
成果や課題をもう一度確認するために、現在、関係の団体の方から状況等を聴きながら、今後の方向を検討しています。
再々質問
明確な時期の回答がなかったが、25年度については本年度同様に開催されるのか伺います。
回答
現在、関係の皆様から活動の課題や成果を聴いています。それをもって今後の判断をしていくことになります。
来年度の事業の実施の対応も含めて現在協議しています。
次の質問に移ります。
こうしたイベントの中止は 来訪者の減少を意味し 第3期実行計画の 次代を支えるひとのつながりを創る 次代を担うまちのにぎわいを創るという 基本方針に逆行するものであります。
つきましてはその整合性を伺います。
回答
毎年度実施している行政評価において、イベントについて評価し、必要に応じて見直し改善を行っている。効率的、効果的行政運営を進めることを目的としたこのような取り組みは、総合計画の基本方針の実現に資するものであると考えている。
次の質問に移ります。
生涯学習フェスティバルや 大津っ子まつりのイベントを含め、 ひとのつながりや にぎわいを支えてきたイベントの 意義や成果について、大津市ではどのような評価をされているのかお訊ねします。
回答
数多くの関係団体の協力を得て実施しているイベントについては、参加者に新たな発見や体験の場を提供するとともに、団体間の相互交流を深め、にぎわいを創出する意義や成果があるものと考えている。
ようやく12月議会の一般質問と回答が完成しました。
何回かに分けてアップします。
少し長くなりますが、暇な時にお読みいただければ
ありがたいです。
行政の答弁は一般の方には分かり辛い所も
あると思います。
もう少しわかりやすい答弁を心掛けていただければ…。
おはようございます それでは通告に従いまして 一問一答方式にて質問をいたします。
大津市総合計画 第3期実行計画の中での 観光についてお訊ねします。
大津市の観光交流基本計画では、冒頭に 観光に求められるニーズや観光形態の変化を受けて 観光振興施策・事業の対象となる人を、従来からの観光客に加え 市内外からの観光目的以外の様々な目的で訪れる人々へも 拡大していこうと考えているため 観光客を来訪者として表現します と、明記されています。
そうした視点で 第3期実行計画の52施策を見たとき そのほとんどが観光と何らかの係わりがあると考えられます。
ここでお訊ねします。
大津市の観光は観光交流という視点で 観光客を来訪者と位置づけ、即ち、従来の他都市から大津市を訪れる観光客だけではなく 市内に住む市民が施設の利用 イベントへの参加を通しての交流も含めて 来訪者という理解でよいものか伺います。
回答
大津市観光交流基本計画におきましては、従来からの観光客に加え、市内外からの観光目的以外で訪れる人々への拡大という趣旨から観光客を来訪者と表現しております。
観光ニーズ、旅行形態が変化し多様な地域資源や人との交流を楽しむという視点に立ち、市民も来訪者と位置付けています。
次の質問に移ります。
第3期実行計画の中で びわ湖大津館はどのような位置づけになっているのかお訊ねします。
回答
びわ湖大津館は大津市にとって、貴重な歴史文化資産であるとともに、びわ湖に面する柳が崎湖畔公園の一角にあり、気軽に水と親しむことができる都市公園内の施設として多くの市民や来訪者が魅力や愛着を感じていただけることができる貴重な資源であることから、第3期実行計画においても水や緑を生かした、憩いの空間あふれるまちづくりの施設に位置付ける予定です。
次の質問に移ります。
びわこの眺望を楽しんでいただき 再度の来津につなげるために、びわ湖大津館、浜大津港をはじめとする 飲食、宿泊を含む観光施設へ来訪者を導く ルートの案内状況について伺います。
回答
現在、JR大津駅や堅田駅、京阪石山駅の観光案内所や京阪三条駅に設置した観光案内所において、浜大津周辺やびわ湖大津館の観光パンフレットを配置し、観光案内に活用しています。また、案内に際しましては、びわ湖の眺望や食事、ウォーキング等、来訪される方の好みや滞在可能時間を伺ったうえで、適切なコースを組み立てご案内をしており、ご希望に応じた案内をする中で、時間に余裕のある方には、びわ湖大津館へも、お立ち寄りいただけるようご紹介に努めています。
再質問
昨年、他都市から大津市に行政視察に見えました議員の団体数は55、議員は504人でした。職員の視察人数も把握されていると思いますが、そういう方も来訪者として位置づけできると思います。
大津市においては、こうした行政視察に見える方への観光への働きかけを伺います。
回答
行政視察も重要な来訪者と考え、これまでも、行政視察には観光等のパンフレットの配布も実施し、希望があれば詳細な説明も行っています。今後、さらにびわ湖大津館のみならず世界遺産である延暦寺等も含めて回遊ルート等の説明に努めます。
次の質問に移ります。
観光の特命プロジェクトでは 関係課の課長レベルで観光振興について会議が開催され 活発な意見交換があったと12月3日の 議会開会日に越市長から報告がありました。
開会日には公営企業管理者の報告と 監査委員の選任の議案もありましたが 越市長は、このお二人については 民間の視点という言葉を使い紹介をされました。
それでは、何故 特命プロジェクトでは 民間の視点を取り入れずに市役所内部の会議で 眺望を活かした観光振興、湖上観光の充実、志賀地域の地域資源を生かした観光振興 大津港周辺のにぎわいの創出を 取組むべき事業と決定されたのでしょう。大津市の観光交流基本計画では 市民、事業者、団体、行政の4者が連携・協働により 地域活性化計画の策定と課題整理 取り組みの基本方針と目標 及び4者の役割分担を進めていくと 明記されていますが、 特命プロジェクトと 4者連携・協働との整合性を伺います。
回答
平成21年に策定した大津市観光交流基本計画は、市民、事業者、団体との連携、協働を基本としています。
また、本市では平成18年に策定した大津市総合計画のまちづくりの姿勢や平成23年に施行した大津市の結の湖都協働のまちづくり推進条例により観光分野にかかわらず市政全般において、市民・市民団体・事業者及び市の協働によるまちづくりをその事業の中で推進しています。
このような背景の中で各部局が持ち寄ったさまざまな事業を特命プロジェクトの取り組むべき事業として4つに取りまとめたものです。
持ち寄ったものが、平素の事業を通した協働のまちづくりの実践の中から生まれたものであり、それを効果的に結び付けることによって大きな成果となるよう取りまとめを行ったものです。
今後の実施評価及び改善の過程においても当然、市民、事業者、団体そして市の4者が連携、協働して進めていくものであると認識しています。
再質問
課長レベルの会議で4本の柱が出てきて、これを取組むべき事業と決めた。今後、市民、事業者、団体から4本以外の柱が出た場合にはプロジェクトの中で考え変更があるのか、3者の意見を重視して観光施策に生かしていくのかお尋ねします。
回答
特命プロジェクトにおける3者の意見の取り扱いについて、現段階においては市民、事業者、団体の皆さんはメンバーに入っておりません。大きく二つの理由があります。
今回の特命プロジェクトは市役所内での協働による部局的な横断対応による特に重要かつ緊急対応を必要とする課題について、円滑な推進を図るために設置している。
二つ目は、平素の事業を通して共同で行えばより効果的なものについて、実施に心掛けているという原点に立ち返ってすでに反映されていると考えている。
ただ、そういった手続きが必要という機会があれば、当然ながら市民、事業者、団体との意見交換をどのような形で行うかも含めて検討していきます。
再々質問
今の答弁では、基本的には行政が立てた計画を推進していく、その中で必要があれば市民の声を聴くというトップダウンであると考えるが、そうではないという理由を尋ねます。
回答
必要があれば市民の声を聴きながら推進していくと考えている。
次の質問に移ります。
冒頭で第3期実行計画の 52の施策と観光は何かしら 関連があると申しましたが 視点を変えて52の施策を見たとき その一つ一つが生涯学習のテーマになりうるものです。
市長が提唱、推進されている 行財政改革ですが その事で生涯学習フェスティバルや 大津っ子まつりまでも中止になる可能性が高いと聞いています。
このことについて大津市の見解を伺います。
回答
本市においては、総合計画に掲げる施策や事務事業の目的、目標を明確にするとともに、実施により得られる成果を客観的に評価し見直し、改善を行うための仕組みとして行政評価に取り組んでいるところです。
生涯フェスティバルや大津っ子まつりについては、本年度の二役による事務事業評価2次評価の対象事業の一つとしてヒアリングを実施し施策を構成する事務事業としての妥当性や有効性、効率性等の協議を行った、その結果、生涯学習フェスティバルや大津っ子まつりについては、今後、関係団体とともにこれまでの事業の成果や課題等の検証を行い事業の在り方や行政のかかわり方について協議していく必要があると判断しました。
再質問
実施している成果を客観的に評価し、今後、協議していくということだが、その結論が出るのはいつの時期になるのか伺います。
回答
成果や課題をもう一度確認するために、現在、関係の団体の方から状況等を聴きながら、今後の方向を検討しています。
再々質問
明確な時期の回答がなかったが、25年度については本年度同様に開催されるのか伺います。
回答
現在、関係の皆様から活動の課題や成果を聴いています。それをもって今後の判断をしていくことになります。
来年度の事業の実施の対応も含めて現在協議しています。
次の質問に移ります。
こうしたイベントの中止は 来訪者の減少を意味し 第3期実行計画の 次代を支えるひとのつながりを創る 次代を担うまちのにぎわいを創るという 基本方針に逆行するものであります。
つきましてはその整合性を伺います。
回答
毎年度実施している行政評価において、イベントについて評価し、必要に応じて見直し改善を行っている。効率的、効果的行政運営を進めることを目的としたこのような取り組みは、総合計画の基本方針の実現に資するものであると考えている。
次の質問に移ります。
生涯学習フェスティバルや 大津っ子まつりのイベントを含め、 ひとのつながりや にぎわいを支えてきたイベントの 意義や成果について、大津市ではどのような評価をされているのかお訊ねします。
回答
数多くの関係団体の協力を得て実施しているイベントについては、参加者に新たな発見や体験の場を提供するとともに、団体間の相互交流を深め、にぎわいを創出する意義や成果があるものと考えている。
Posted by いとう茂 at 12:21│Comments(0)