2013年07月30日

もうすぐお祭り

7月もあと2日、この前、6月が終わったと思ったらもう8月です。
ここ2週間ほどモヤモヤが続いています。
昨日から今日にかけて新聞やテレビで市議会議長の辞職が
報道されています。

8月7日に8月特別会議が開催され、その場で議長辞職が
認められればすぐに新しい議長選挙があります。
そして、昨日議運で政治倫理条例に基づく審査請求が
提出され受理されたので特別会議終了後に、
第1回の審査会が開催されます。

辞職に至った要因については報道とほぼ同じだと思います、
今回の出来事はあってはならないことで、同じ議員として
悔しさと反省の念しかありません。

失った信頼回復に向けて全議員一丸となって
出直しをしなければと切に感じています。

8月2日は大津夏まつりです、アーカスの隣の空き地で
総踊りと模擬店の出店などがあります。
この祭りには皇子山陸上競技場で踊りをしていた時から
係っていますし、場所が大津駅前の30メーター道路に移った
時から模擬店を出していましたので、もう30年近くになります。

模擬店だけではなく和太鼓で出演したことも何度かあり
思い出のある祭りです。

祭といえば五穀豊穣を祈願したり祝ったりのイメージが強いのですが、
金子みすゞの詩に「大漁」という有名な詩があります。

大漁

朝やけ小やけだ
大漁だ
大ばいわしの
大漁だ。

はまは祭りの
ようだけど
海のなかでは
何万の
いわしのとむらい
するのだろう。

大漁で喜んでいるのは人間ですが、いわしにすれば
多くの仲間を失った災害とも言えます。
ともすれば自分たちの生活を中心に考えがちですが、
魚の視点にも気を配れる感性は備えたい資質です。

相手の立場にたってとか痛みのわかる人間ということを
よく言いますが、これも一から出直しです。

今日は午後から保護司の研修です、
まさに相手の立場も分かってあげなければ対象者は
心を開いてくれません。

人と人がかかわりあって成り立っている社会、譲る気持ちと
譲られた時の感謝の気持ち、この双方の気持ちが
潤滑油となって社会を回していくことも改めて
認識しておこうと思います。

もう一つあるモヤモヤの原因、尖った言葉でしか
通じないとすれば、尖った言葉さえ通じないとすれば、
それでも、温かい言葉で通じてほしいと願っている
自分がいます。

Posted by いとう茂 at 11:13│Comments(0)
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