2013年08月26日

親孝行ってなんだろう

親孝行ってなんだろうとふっと考えました。
親父は18年前に他界しましたが、おふくろは今年82歳で
健在です。

親に心配をかけることなく、いわゆる良い子で学校の成績もよく、
運動もできて明るい子供がひきこもりになったり、急に荒れてしまう
そんな事例も時々耳にします。

一人暮らしの親に月々きっちり仕送りをして、生活の不安をなくする。
歳時記の節目節目には贈り物も欠かさない。
勤めは一流企業で子育てもしっかりできている。
テレビか小説にしか出てこないような環境で生活する人もいるでしょう。

そもそも親孝行とは子どもから見てなのか親がどう感じるか、
両方のことを指すのでしょうが、親の立場から言えば、
いつもいつも失敗や不義理ばかりしている子供が、何年かに一度
親を喜ばせることをする。

親にしてみればそれで報われる部分がある気がします。
自分の行動を正当化しているのではありません・・・・。

親にしてみれば子供が平穏に暮らしていれば大きな会社や
一流と言われる大学を出ていなくてもそれで満足ではないでしょうか。

忠や孝ということをあまり教えなくなり、昔の親孝行とは
少し違ったものになっている気がしますが、息子なり娘が
人に迷惑をかけずに生きていることが親孝行なのかと
思う部分があるのですが、世の親の中にはいろいろ要望して
それを満たしてくれる子どもが孝行息子と思っている人がいることも事実です。

ともあれ、お金や物をくれなくても、言行一致の生活をしてくれていれば、
時々、孫の元気な声や顔を見せてくれれば、夫婦仲良く暮していれば、
そんな当たり前のことができていればそれで親孝行だと最近思うようになりました。

おふくろは満足しているのか、どう思っているかは別にして・・・・。

Posted by いとう茂 at 12:24│Comments(0)
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