2013年12月14日

気分転換

気分転換とか息抜きとか・・・・・・。
ゆく使いますし、よく聞く言葉ですが、
それって、もしかしたら自分を正当化したり、
自分への言い訳に使っているのではないでしょうか。

自分を自分が蹴飛ばして、まだまだ休むのは早い
何をした、何ができた、何を残したと
鬼面で迫る自分と対峙することがあります。

議員としてではなく一人の人間として・・・・・。
自分が幸せなのは誰かの幸せな姿を見られるから。
娘がおいしそうにご飯を食べたり、小さな犬が安心して
膝の上で寝息を立てたり、そんなささやかな誰もわかってくれない
ロケーションであーよかったと自分がいることで誰にも迷惑を
かけていないことに気付く瞬間、穏やかな普通の何気ない状態。

幸せということは自分一人では感じることができないことかもしれません。
一人で川の流れを見ていても、震えながら星を見ていても
小さい犬の毛づくろいを見ていても、対象となる何かがあります。

暗黒の中で幸せを感じても暗黒があります。

絶望の中にも神がいると信じられたら幸せかもしれません。

今日は10時から保護司の集いがありました。
大津市と旧志賀町の保護司と更生保護女性会が集まり
第1部は子ども虐待とその影響について研修を行いました。

以前、一般質問をしましたので虐待の実情はそれなりに
勉強していましたので、それの検証の意味も含めて
忘れていたことを思い出し、改めて収穫がありました。

第2部は懇親会で苦労話や課題を話し合い、地味な話題ですが
切実な問題ですのでそれぞれ、真剣な眼差しでした。
アルコールが入って少し表情が緩んだものの、
下支えをしている責任感が羽目を外させないのか粛々と
少し緊張感のある懇親会でした。

保護観察対象者や少年院、刑務所の出所者の更生に向けて
法的なルール整備は進んでいますが、受け皿になる企業団体への就労を
させる制度が未整備で国の方でも検討をお願いしたいと思います。

今回の一般質問で取り上げた更生保護の質問風景を
ネットでご覧になった方も何人かいて、これからも頑張ってくださいと
励まされ、嬉しいやら恥ずかしいやら・・・・・。




Posted by いとう茂 at 16:20│Comments(0)
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