2014年01月14日

60前の同窓会

日曜日は粟津中学校の昭和45年卒業生の
同窓会がありました。
総勢89名の出席ということでクラスごとに
分かれて楽しく談笑です。

5年前にも開催されていますが、その時は用事が重なり
出席できませんでした。
膳所小学校と晴嵐小学校が粟津中学に入学しますので、
晴嵐小学校から来た女性で同じクラスになったことのない
人やクラブに入っていない男性はピンと来ない場合も
ありましたが、友だちの友だちは友だち、そんなところがあって
何となく話題が合うから不思議です。

「伊藤君、昔のまんまや」「小学校の時に先生が手を引いて
黒板に字、書いてはったの思い出すわ」3・4人の女性から
嬉しいような照れくさいような声を掛けてもらい、
どうでもええ事よう覚えてる、と感心もしました。

45年ぶりの同窓会はすでに亡くなった同窓生も
10人近くいて悲喜こもごもでしたが、お酒が入ると
みんなそれなりに陽気になり話が弾みました。

こうしてこの会場に来ることができる、それだけでも
45年間の人生、浮き沈みはあってもまあまあ正解やと
思って感謝せんと・・・・・。

誰もが無言で頷いていました。

1次会が終わってほとんど食事をせずに話し込んでいた
友人と西武へ食事に行きましたが、同窓生から
カラオケの誘いがあり二人で出かけると10人余りで
盛り上がっていました。

大企業を早期退職してコンサルタントをしているN君、
東京で有名弁護士になっているK君、親父バンドで
踊っているN君、宝塚で優雅に暮らしているМさん、
新喜劇の重鎮と結婚している女性、契約社員のA君
それぞれが違う人生を歩み、違う荷物を背負っています。

次はいつになるか分かりません、また物故者が増えているのは
確実ですが、あの場に参加できたらと願うばかりです。

大津市内の人間は半分いるかどうか、行方の知れない人も
大勢います、切りたくて切ったわけではない友との輪も
あるでしょう、60前の同窓会は懐かしさ半分やるせなさ半分。

過ぎ去った時間の長さ、重さを感じると同時に
残りの時間を大切に生きろと教えてくれているようでした。




Posted by いとう茂 at 14:16│Comments(0)
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