2016年04月23日

総会シーズン

これから5月一杯は各種団体の総会シーズンです。
今日は自治連合会の総会でした、膳所学区は自治会の数が多く62あります。
そのうち50を超える自治会で毎年自治会長が交代しますので、まとめるほうも
新しい会長も知らないことだらけで大変な部分があると思います。
明日は共同作業所の後援会の総会で議長を頼まれています、代表とは30年来の
付き合いですが、作業所を含めたグループ全体でどんなことをしているのか、
すべては把握していませんので話す時間があればと思っています。

総会で新しく役に就く人、役を退く人、これも一期一会ですが、期限があるから
引き受けられる役かもしれません、規約で任期の定めがあっても交代する
人がいなければ続けるしかありません。
この時期になると任期があるということは、ある意味ホッとする部分があるなぁ、
年齢制限のある会はいいなぁ、そう思うことが常になりました。
ゴールがあるわけですからそこまで走ればいい、力を残さずに走ることもできます、
年齢制限のある会とは無縁になりました、青年部と名前のつく会で、
この先待っているのは老人クラブなどでしょう。

人間として生まれた以上、人間としての役があります。
果たさないといけない役目は何か、そう考えると案外難しい、男女の性別や
夫や、妻という立場、親という立場で果たさないといけない役割はわかりますが、
すべての人が夫や妻になるわけでもありませんし、親になるわけでもありません。
基本の人間として果たさないといけない役割は、人のためになる人間。
これがここ何年か持っている結論です、大きい小さい、大勢少数、そんな程度の
差はあるでしょうが、生まれた以上誰かの役に立つ、たった一人でもいいと思います、
自分がいることを喜んでくれる人がいれば、中島みゆきの命の別名の歌詞に
何かの足しにもなれずに生きて 何にもなれずに消えていく
僕がいることを喜ぶ人が どこかにいてほしい、という一節があります。

このフレーズが好きでよく歌います、自分がいることをどこかで誰かが
喜んでくれている、未見の人かもしれませんし、いつも減らず口を叩いて
反抗している人かもしれません。
それでも自分の存在を認めてくれている、それだけである程度人間としての
役割を果たしているといえる気がします。

認められるということは人間として嬉しいことですし、すべての人がその存在を
認められるべきだと思っています。
認められないと受け入れてもらえません。
認められることは肩書きや地位ではないでしょう、赤ちゃんは笑ったり泣いたり、
そのことで認められていますし、周囲に安らぎや元気をくれるという役を果たしています。

この先の総会で私にどんな役が回ってくるのか分かりません、組織や団体だけでなく
一人でも私が役をして、一人でも私が生きていることで「誰かのためになった」
そう思っていただけたらと願います。



Posted by いとう茂 at 23:18│Comments(0)
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