2017年04月21日

その人を笑えますか㉓

今日は会派の総会がありました、昨日は保護司会の総会、
他に所属する会でも役が決まりました。
昨年度は議会選出の監査委員と言う大役を拝命し、自分なりに
精一杯務めたつもりです、評価は監査委員事務局をはじめ、
執行部、そして何より市民の皆さんにして頂くことになります。

今年度はと言うと、会派では政調会長、保護司会では部会長、そして、
所属する会では会計と責任のある役職を拝命しました。
時間のやりくりに苦労しそうですが、与えられた職責を全う
できるように努めます。

「天文学者」

ある天文学者が、毎晩外に出て星を観測していました。
ところがある日、空ばかりながめながら歩いているうちに、
うっかりして井戸に落ちてしまいました。
「おーい、助けてくれ。
何とかしてくれ」
と、叫んでいると、
通りかかった人がその声を聞いて、井戸のそばへやって来ました。
見ると天文学者が井戸の底に落ちているので、その人は言いました。
「これはこれは、学者さん、あんたは空にある物は
よく見えるのに、地面にある物は見えなかったのかい」

「・・・」

自分は大した事をやっていると得意になって威張り散らすくせに、
毎日の暮らしの中にある当たり前の事が出来ない人に、
このお話を聞かせてやると良いでしょう。
今日から靴磨きを始めます。

「ウシと車軸」

ウシたちが、荷車を引いていました。
荷車の車軸が、キイキイときしみました。
するとウシたちは、車軸に向かって、
「よせやい、荷物を引っ張っているのはおれたちだぜ。
お前が泣く事はないだろう」
と、言いました。

この車軸と同じように、実際に働いているのは他の人なのに、
自分だけが働いてくたびれたという顔をする人がいます。

「ヤギとロバ」

ある人が、ヤギとロバを飼っていました。
ヤギはロバの方が自分よりもおいしい物をたくさん食べさせてもらって
いると思って、ねたんでいました。
それで、わざとこんな事をロバに言ったのです。
「あんたは気の毒だねえ。粉ひきのうすを回させられるわ、
重い荷物は背負わされるわで、年がら年中こきつかわれて。
ねえ、良い事を教えてあげよう。
ひとつ、転んだふりをして穴に落ちてごらん。
そうすれば、しばらく休めるじゃないか」
ロバはヤギの言う通りにして穴に落ちて、体中が傷だらけになりました。
主人は、獣医さんを呼びました。
「この怪我は、どうしたら治るでしょう?」
獣医は、言いました。
「ヤギの肺をせんじて、飲ませてごらんなさい。
ロバにはとても良く効くから、すぐに元気になりますよ」
と、いうわけで、主人はヤギを殺して、ロバの薬にしてしまいました。

誰でも他人をおとしいれようとして汚い手を使えば、
必ず相手より先に自分が不幸な目に会うものです。
天網恢恢疎にして漏らさず、因果応報・・・・・・。

「2匹のイヌ」

ある人が、2匹のイヌを飼っていました。
1匹は猟に連れて行く為に訓練し、もう一匹は番犬にしました。
さて、主人は猟犬を連れて猟に出かけ獲物を捕って帰るたびに、
必ず番犬にも獲物を少し分けてやるのでした。
猟犬は不平顔で、番犬に言いました。
「いつだって、ぼくだけ猟に行かされてさんざん苦労してるのに、
きみは家で『のほほーん』としていて、ぼくが働いてかせいできた
ごちそうを、ぱくぱく食っちまうんだからな」
番犬は、答えました。
「いやあ、きみ、ぼくを責めるのは間違いだよ。
不平はご主人に言ってくれ。
自分で働かないですねかじりをする様に、
ぼくを仕込んだのは、あの人なんだから」

子どもについても、同じ事が言えます。
すぐになまける子、すぐに忘れ物をする子、あまり勉強しない子などは、
原因はその子どもの親にある場合が多いのです。
「子は親の鏡」という、有名な言葉があります。
親は子どもを注意する前に、自分自身を見直してみましょう。

Posted by いとう茂 at 21:59│Comments(0)
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