2019年01月10日

一期一会、会者定離

昨日は和太鼓の練習日でした、火曜日も練習が
ありましたが、こちらは講座の卒業生だけでしたが、
昨日は子どもの練習と本会の練習の二部で1年余り
1週間に2回の練習日でやってきました。
和太鼓の会も28年目になりますが発足当時は月・木の
週2回練習をしていましたが、10年余りで週1回の練習に
切り替えてここまできました。
本会の練習が終わり太鼓を片付けた後に、スコットランドから
英語を教えに来ている女性から「4月の半ばで本国に帰る」と
報告がありました。

娘よりもまだ若い女性で、一人で日本で仕事をして友人や知人が
いない中、石鹿太鼓に入りたいと決めただけでも感心しましたが、
まったくの初心者で言葉も通じない環境で本当に熱心に曲を
マスターしてきました。
今でもほとんど日本語は通じません、幸い、アメリカの女性も
在籍していますので、日本語で彼女に伝えて英語で二人が
会話をする、これで今まで太鼓の用語やほかの意思疎通を
図ってきた次第です。

平成28年の夏場を過ぎた頃だったと思います、国際親善協会から「和太鼓を
教えてほしいという女性がいるのですが教えてもらえますか」と
電話があり、私が確認の電話をしました。
向こうはほぼ英語で話しますが、こちらは全部日本語、それでも
通じるもので無事に練習場所に時間も曜日も間違えずに来て
くれました。
初対面の印象は・・・・・身長も横幅も私よりも大きい・・・・・、
外国人は大きいというイメージがありましたのでイメージ通りでした。

その前からアメリカから太鼓に入っている女性がいましたが、
その女性も大きかったので大きな木が2本出現したような印象でした。
スコットランドにも和太鼓のグループがあるということでしたが、日本ほど
あちこちにあるわけでもありませんから通うのも大変だと思います。
帰国の知らせを聞いたメンバーは一様に寂しがり練習後もなかなか
帰ろうとせずに、送別会の話までまとまりました。
彼女が出演できるステージは残り2回、一期一会、会者定離の
定めには逆らうことはできません。
こちらも持っている技術をできるだけ伝えて母国に持って帰って
普及してくれたらと願います。
まじめで、おとなしいけれど、芯のしっかりした女性です、母国に帰って
幸せな結婚と迫力ある太鼓を叩いてくれることを願います。

Posted by いとう茂 at 21:38│Comments(0)
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