2019年02月01日

梅と観音竹

議員サロンに白梅を置いたことは先日書きました。
その前、もう4・5年になると思いますが観音竹も置いています。
名前の由来にもなっている万年青(おもと)はいつの時も
緑の葉ですが、観音竹も1年を通して緑の半円形の
葉を茂らせています。

白梅は買ってすぐに一輪の花を咲かせ、その後は
見る見る蕾をほころばせて、もう散ってしまいました。
花がらを摘んでほぼ枝だけになりましたが、次は新緑を
茂らせる準備に入っています。
二つの鉢を見ていて思うことがありました。
花の時期ということもあるのですが、白梅の方は水やりを
ほぼ毎日行わないと鉢が乾いて水切れを起こしますが、
観音竹は基本的には1週間に一度だけで、それでも
葉先が焼けて水が多いように思います。

「かまっちょさん」という言葉を耳にしたことがあります。
誰かにかまってほしい、まるで久しぶりに会うペットのように
じゃれたり気を引いたり、自分で自分のお守りができなくて、
相手の都合などお構いなしに話しかけたり用事をお願いしたり、
そんな人がいるものですが、さしずめ白梅はかまっちょさんで、
これからは枝の剪定、肥料やり、消毒も必要になるかも
しれません。
確かに花を楽しませてくれますし、種類によっては梅の実の
収穫もできますので実用的なのですが、それなりに手がかかります。
もっとも菊やサツキに比べると手がかかりませんが、観葉植物の
観音竹は水やりを多少忘れていても大丈夫ですし、肥料も
ほとんどなしで何年かに一度の植え替えと株分けが手間と言えば
手間になるくらいで、冬場の管理をうまくすればほとんど優等生です。

人間的なのが白梅か観音竹かわかりませんが、人間はTPOで
使い分けができますが、植物はある意味一途な部分があります、
人間なら悪い部分が出ると強情、利己的と批判の的になりますが、
それしかできない植物ですから栽培する方が合わせて行かなくては
枯れてしまいます。
甘えさせる、限度はあるのでしょうが、それが寛容であるための
第一歩かもしれません。

Posted by いとう茂 at 22:59│Comments(0)
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