2019年05月14日

まだ7日なのに・・・・・

対岸の瀬田で保育園児2名がなくなり多数が負傷した事故が
8日に起きてから、今日で7日目になります。
当日のニュースやワイドショーでは、事故現場が大きく
報道され、専門家や芸能人がそれぞれ意見を述べていました。
保育園側の記者会見は賛否論ありました、知らせる義務、
知る権利はどこまでなのか、そんなことを改めて感じていました。
正義なのか視聴率を意識した好奇心なのか、質問の内容を
問う声もあったようです。

翌日の緑のお爺さんで交差点に立っていると、通過する車が
普段よりもゆっくり走っているのは実感しましたが、7日目に
なり、元のスピードで走り去る車が増えてきました。
車同様、歩行者も事故の翌日は慎重に横断歩道を渡る人が
多かったのですが、子どもたちは事故までの比と変わらない調子で
通学しています、交差点で黄色い旗を引っ張って奪い合いの
場面も増えています。
大声で注意してもやめようとせず、引っ張り続ける子どももいます。

これから梅雨に入ると傘の列ができて、こちらの声も届きにくく
なりますので、声だけでなく近づいてくる車のエンジン音も
聞きづらくなります。
前後を見ずに道路をいきなり横断する子どもも少なからずいます。
特に1・2年生はまだまだ落ち着いていませんので、交差点に来る
までの道路での事故が心配です。

話に夢中になってこちらの声や車の音が耳に入らない状況が心配です。
通学路はまっすぐ前を向いて歩く、ふざけない、交差点は迅速にわたる、
その程度のことを守ってもらえたら事故の確率はずいぶん低くなります。
では・・・・・このことを誰が教えるのでしょう、学校でしょうか、家庭でしょうか、
子ども同士で教えあいでしょうか、それとも緑のお爺さんでしょうか。
極端なことかもしれませんが、挨拶ができない子と交通ルールが
守れない子、どちらを選択するかといわれたら、挨拶ができない子を
選ぶと思います。
挨拶ができないのはその人の自己責任、社会に出て会社での関係や
得意先などとの人間関係がうまくできないことがあっても、それは、
ある意味、その人の評価で完結しますが、交通ルールは自己責任では
すまないことは明白です。

Posted by いとう茂 at 21:08│Comments(0)
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