2020年10月13日

こんな人周りにいませんか②

こんな人として前回は思いがないのに
役に就きたがる人をアップしました。
役に就いたら、あるいは就きたくないのに就かされた時も
就いた人は、これまでの活動の中で考えていたことを
形にしょうと考える場合が多いと思いますが、役に就きたがる
人は、形にするのは人が言ったもので、他人任せそのくせ
実績は自分の物・・・・・・。

今回は、役に就くのは肩書を利用してさらに大きな役を
目指す人、目指すは大きい役ですので、それを達成するのに
障害になるものは力ずくで取り払い、大きい役のためなら
平気で人を踏み台にする。
そんな人も見てきました。
世の中には公的な機関や民間団体から、功績をたたえて
表彰を受ける制度があります。
この制度は、長く地道な活動を続けてきた人に光を当てて、
広く社会に紹介する目的があるものがあります。
何十年と民生委員を務めて地域で困っている人の手助けを
してきた人や、地域の清掃活動を人の知らないところで続けて
環境美化に努めた人など、頭の下がる人たちです。

こうした人たちとは別に長く団体の長を務めて表彰される
人もいます、頂点は褒章や叙勲なのでしょう。
そこまでの思いはなくても、市町の役に就いて次は都道府県の役
市町の役に就くためにまずは学区の役からになる場合が多いの
ですが、その時から見ているのは市町の役、そこに行く道に
先を行く人がいれば、その人を追い抜く手段に終始して、
裏から手を回してでも追い抜いてしまう。
市町に行っても同じように先を行く人を、どうすれば追い抜けるかだけに
考えがいき、人が自分のことをどう見ているかとか自分は正しい
ことをしているのか、そうした考えが抜け落ちてしまう。

念願がかなって大きい役に就いても、後ろを見れば誰もついて
きていない、そんな事態もあるかもしれません。
露骨な行動は露骨な反動を生む、いずれ自分も自分がしたように
手段を選んでもらえずに大きい役から引きずり降ろされる。
世の中には悪くなりすぎると、よくしていこうといった力が働く
ものだと思っています。
悪くなり切らずに中途半端な悪さだからよくならないことが多い、
そんな気もします。
とことん根っからの悪であっても、周りの人に利益をもたらせば
それなりに認めてもらえる側面も社会にはあると考えていますが、
そこまで強力なリーダーシップを持った人は、もっと世の中が
混乱しないと出てこないようにも思います。

大きな役に就くのはこのためだと、私利私欲を捨てて言える人は
いると思いますが、そんな人は追い抜かれるだけなのか、
そんなことも思ったりします。

Posted by いとう茂 at 15:45│Comments(0)
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